「合計特殊出生率」という言葉、聞いたことはあるでしょうか?1人の女性が生涯に産む子供の数を示す指標で、現在の日本はおよそ1.2と言われています。
なぜ2.0が必要かというと、男女2人の組み合わせから最低でも2人の子供が生まれないと、人口は減っていく一方だからです。
1.2という数字がいかに低いか、分かっていただけると思います。
この現実を「仕方ない」と思えるようになるまで、時間がかかった。受け入れることへの抵抗感があった。諦めと受け入れるの違いが、感情レベルで分からなかった。分かるまでが長かった。今は分かる。
久田晃今から対策をしても、変化は20年後になる
結婚可能年齢(16歳から45歳ほど)の人口と現在の出生率を組み合わせると、今後の人口推移は統計的にある程度予測できます。
今からどれだけ対策を打っても、その効果が人口の変化として現れるまでに20年かかります。
つまり、現状のまま進めば、少なくとも20年は少子高齢化の流れを変えることができない。これは数字の話として、厳然たる事実です。
少子高齢化は誰にも止められない。
何か極端な変化がない限り、これは世界の秩序として受け入れるしかない現実です。
問題は少子高齢化そのものではない
ただ私は、少子高齢化そのものが「悪」だとは思っていません。これはある意味、社会が成熟した結果の構造です。
本当の問題は、そこから派生する個人の課題や社会問題の方だと考えています。
UKERUが恋愛事業を中心に動いているのも、そこに理由があります。恋愛したいのにできない人がいる。結婚したいのにできない人がいる。
問題は「子供を産めないこと」ではなく、「個人がおのおの楽しく幸せに生きる土台がない」ことである。
その土台が崩れることで生産性が下がり、経済が悪化し、手取りが減り、さらに生活が苦しくなるという悪循環が生まれます。
すべてはミクロな個人の問題から始まっている、と私は見ています。
久田晃- ・合計特殊出生率は現在1.2。2.0以上が必要
- ・今から対策しても効果が出るのは20年後
- ・少子高齢化は止められない「世界の秩序」として受け入れる
- ・問題の本質は、個人が幸せに生きる土台がないこと
まとめ
今回は合計特殊出生率という数字を起点に、少子高齢化の現実と向き合うことの意味を考えてみました。
なりたい自分になれる社会をつくるためには、数字の改善を待つのではなく、今この瞬間に一人ひとりが幸せを実感できる環境を整えることが先決である。
それが積み重なった先に、社会全体の変化があると信じています。
あなたにとっての「幸せに生きる土台」は、今どんな状態でしょうか?
受け入れることと諦めることは全く違います。少子高齢化を受け入れるというのは、「どうしようもない」と手を止めることではありません。
変えられない大きな流れを理解した上で、自分にできることに集中するということです。
個人レベルで今すぐできることは何かと聞かれたら、「自分の収入を守り、人生を楽しめる土台を整えること」と答えます。
社会を変えるには時間がかかりますが、自分の人生に投資することは今日から始められます。そこが出発点である。
1.2という数字を初めて見た時、「これは修正できる数字じゃない」と直感しました。
経営者として数字を見る習慣がついてから、感情的に受け取るより先に「この数字は何を意味するのか」と構造を考えるようになったんです。少子化問題も同じで、感情論で語っても前に進まない。
受け入れることと、諦めることは違う。受け入れた上で、自分に何ができるかを考えることが大事である。
久田晃出生率1.2の少子高齢化は止められず、受け入れた上で動くしかありません。
一人ひとりの幸せから始まる。




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