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一人社長が最初にぶつかる壁|自分がいなくても回る形をAIで作る

経営と事業

一人社長が最初にぶつかる壁|自分がいなくても回る形をAIで作る

投稿 2026.09.28 05:06

フリーランスや個人事業主として一人で立ち、そこから経営者になった方には、必ず同じ壁が来ると思っています。

自分がいなくても回る仕組みを作れるかどうか。

あるいは、そもそも作ろうと思っているかどうか。

この話題には、遅かれ早かれぶち当たります。

先に正直に書いておくと、私はまだ作れていません。

久田晃久田晃
一人でやっていると、次に必ずここで詰まるんですよね。正直に言うと、私も今まさに詰まっています
久田晃

この記事を書いた人

久田 晃

ひさだ あきら

UKERU合同会社 代表

1988年生、38歳。UKERU合同会社 代表。

医療従事者・パーソナルトレーナー・営業を経て2024年3月に創業。

自己改革と後世にスキルを伝承するために2年間の徹底した実践で恋愛とコミュニケーションを鍛える。

個人の変化が少子高齢化の本質的な改善につながると信じ、サービス開発と発信を続けている。

目次

一人社長が次にぶつかるのは、自分を外せるかどうか

私が見てきた範囲でも、専門職から独立した方がつまずくのはほぼここでした。

例えばジムを一人で経営しているとします。

このまま一人でやっていく、という前提そのものは悪くないと思います。

ただ、実際に時間を持っていくのは裏方の仕事のほうです。

事務作業、マーケティング、集客。

これを全部やると、指導そのものに使える時間がどんどん削られていきます。

だから裏方の人を雇う、という選択が出てきます。

あるいは逆に、自分はお客様と向き合うのをやめて発信だけに集中し、現場をトレーナーさんに任せるという形もあります。

今回はパーソナルトレーナーという職種で書きましたが、業種が変わっても同じ話だと思います。

一人でやれるかどうかではなく、自分を外しても回るかどうかが次の壁なのではないでしょうか?

私はまだ作れていない。一度、限界を認めた日がある

結論から言うと、自分がいなくても回る仕組みは、私はまだ全然作れていません。

マーケティングも動画制作も、基本的には一人でやっています。

偉そうに書ける立場ではないので、先に自分の失敗を置いておきます。

正社員ゼロのまま、一人で売上を積み上げていた時期がありました。

数字だけ見れば、うまくいっているように見えていたと思います。

ただ、ある時期から返信が3日遅れるようになりました。

出すもの一つひとつの質も、自分で分かるくらい落ちていきました。

当時の感覚をそのまま書くと、体は動いているのに思考が止まっていたという状態です。

机には向かっているのに、何も決まらない日が続きました。

そこでようやく、一人では無理だと認めました。

認めてから、次の扉が開いた感覚があります。

弱さを出さないままだったら、たぶんまだ同じ場所にいたと思います。

AIのおかげで、必要な人数は昔より減った

最近は、AIのおかげでかなり回るようになりました。

今この瞬間も、裏で10個ほどAIを動かしています。

具体的に任せているのは、この3つです。

  • ● 少子高齢化のリサーチ
  • ● マッチングアプリの顧客データの分析
  • ● 会員サイトのHTMLの構築

どれも、以前なら人を1人立てないと進まなかった領域です。

例えばマーケターを雇うとなれば、それだけでお金がかかりますし、それだけで一人分の枠になります。

今はAIに、いろんな専門分野をそのまま任せられるようになりました。

ただ、ここで一つ落とし穴があります。

AIに投げているのは自分でもできてしまうので、結局は経営者が作業をしている状態から抜けていないということです。

動かすのが私である以上、時間はやっぱり奪われます。

本当は、ここすらも仕組みにしたほうがいいのだと思っています。

久田晃久田晃
裏で10個くらいAIを動かしています。この記事を書いている今もずっと回ってますよ

人が減った分、要るのは良し悪しを判断できる目

人を減らせるようになった代わりに、経営者側に求められるものが変わりました。

大事になるのは、いろんな分野の知見や情報です。

あとは、センスと言ってもいいかもしれません。

その分野で、これはいいのか悪いのかを判断できる常識のようなものですね。

これは、あればあるほどいいと思います。

ただ、必要以上に知識をつける必要はありません。

塾や学校に通うレベルまでやらなくても大丈夫です。

そこのプロになる必要はなくて、最低限これはいいよね、悪いよね、が言えればいい。

その状態の上で、自分がいなくても回る形を作っていくのがいいと思います。

  • ・プロになる必要はない。良し悪しが言えれば足りる
  • ・AIに任せた分野こそ、判断できる目を先に持つ
  • ・自分が動かしている間は、まだ仕組みではないと自覚する

今すでに渡したもの、どうしても渡せないもの

私がこれまでに人へ渡してきたのは、動画制作、画像制作、商品の運営、そして講師として教える部分です。

業務委託の形ですが、ここはもう配属し切っています。

おかげで、お客様が商品を買ったあとのことは、ほとんど私が手を動かさずに判断だけで進みます。

この中でいちばん最初に渡したのは、動画編集でした。

いきなり丸投げしたわけではありません。

ある程度こちらで大まかな流れを作って、そこから先をお願いする形にしました。

最初の一つがこれだったのは、今振り返ると良かったと思っています。

一方で、どうしても渡せていないのがマーケティングです。

正直に言うと、私自身がやりたくてやっている部分がかなりあります。

本当はやらないほうがいいと分かってはいます。

お金を借りて一気に投資するという道もありますし、それも悪くありません。

ただ、それだと私自身の実力が上がらないんですよね。

マーケティングも広告も、基本的なところは自分でやりたいという欲がどうしても残っています。

ここだけは、まだ譲れていません。

それでも、今季で離れたいとは思っています。

最終的に私が持ち続けたいのは、ブログやYouTubeでの発信です。

そこが集客の根本になるので、ここだけは自分でやる。

マーケティングや営業は、信頼できる方にやっていただきたいと思っています。

全部やる人と、1つ渡した人の違い

渡す前と渡したあとで、何がどう変わるのかを並べてみます。

売上の話ではなく、経営者の時間と頭の使い方の話です。

私が実際に感じた差を、そのまま書いています。

比べる点 全部やる 1つ渡す
経営者の役割 作業者のまま 判断する側へ
最初の一歩 全部の内製化 誰でもできる1件
必要な知識 全分野のプロ級 良し悪しの判断
脳の消耗 雑務で目減り 主戦場に集中
止まった時 事業ごと停止 その分だけ継続

まずは、一番簡単な1件を人に渡してみる

ここで多くの方が迷うと思います。

おすすめは、クラウドワークスやランサーズ、はたまた友人でも構いません。

何でもいいので、簡単なことを一度人にやってもらうことです。

最初は不安だと思います。

人に任せて大丈夫なのか、お金はいくらに設定すればいいのか、迷う点はいくらでも出てきます。

ただ、まずは自分の仕事を人に頼むという経験そのものを一度してみてほしいんです。

やってみると、こんなに楽なんだと分かります。

意外と人に頼んでも大丈夫だな、とハードルが一段下がるんですよね。

賢い方ほど、自分でいろいろできてしまうので全部自分でやろうとします。

私が賢いと言いたいわけではありません。

仕組みを作るのが難しいと感じている一人社長の方は、たいていこの壁の前で止まっているのだと思います。

一番簡単な、誰にでもできる仕事を一度だけ委託してみてください。

本当に楽になります、かなり。

雑務をやっていると、それだけで労力が持っていかれます。

脳のHPが、どんどん削られていく感覚です。

まとめ

今回は、自分がいなくても回る形を作れるかという話をしました。

私自身はまだ作れていませんし、マーケティングも手放せていません。

それでも、動画も画像も運営も講師も、渡したものは確実に増えました。

私が事業を通してやりたいのは、なりたい自分になれる社会をつくることです。

それは、自分にしかできないことに時間を使える人を増やすことでもあると思っています。

自分にしかできないことに集中できれば、会社は繁栄します。

それが給料として返り、いい商品やサービスとしてお客様に届くのではないでしょうか?

あなたも今週、一番簡単な1件だけ誰かに渡してみてはいかがでしょうか?

その1件が、たぶん一番遠くまで効いてきます。

久田晃久田晃
一番簡単な仕事を1つだけ、誰かに渡してみてください。そこから景色が変わると思います

自分を外せた分だけ、事業は前に進みます。

まず1件、渡してみる

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