
経営と事業
「なぜできない」と問い詰めるな。業務委託を伸ばす私の3つの視点
投稿 2026.08.16 06:33
UKERU合同会社は今期で3期目に入りました。
2期は売上を1割ほど伸ばすことができましたが、目標には届かなかった、というのが正直なところです。
そして2期と比べて大きく変わったことの1つが、業務委託メンバーが数名加わり、一緒にUKERUの世界を作る形になったことです。
指導はもちろんしますが、基本のスタンスは放置です。
ただしこれは見過ごす放置ではなく、本人の人生のためになるための放置です。
久田晃視点① 本人のためになっているか
まず私が一番大事にしているのが、その仕事が本人のためになっているかです。
この仕事をすることで本人の人生は良くなりそうか。
本人が手に入れたい能力は手に入りそうか。
本人がなりたい自分になれそうか。
これらをいつも見ています。
たとえば人材事業を担当してくれているメンバーで、「指揮力を磨きたい」という方がいます。
指揮力とは、業務を任された時、チームリーダーになった時に、臨機応変な対応ができる力のことです。
その指揮力を手に入れるために、今何をどうすべきかを本人に聞きながら一緒に組み立てます。
本人に考えさせるというのが大きなポイントです。
視点② 事実だけを聞く
2つ目に大事にしているのが、事実だけを聞くことです。
「なぜできていないんだ」「どうしてやらなかったんだ」と問い詰めない。
代わりに「今週は何と何をやりましたか」と、事実だけを聞きます。
これはかなり意識的にやっていることです。
問い詰める言い方をすると、本人の感情が一気に揺れます。
モチベーションが上がったり下がったりして、結局その日その日の気分で動くようになってしまう。
事実だけを淡々と聞かれるだけだと、本人の中で感情の波が立たずに、客観視だけが残ります。
そして最後に「あなたの目標に対して、今やっていることは本当にいいと思いますか」と問いを返す。
本人が自分で答えを出すまで、こちらは判断をぶつけません。
- ● 「なぜできない」と問い詰めると感情が揺れる
- ● 「何をやりましたか」と事実だけ聞くと客観視できる
- ● 判断は本人に返す。こちらが答えを言わない
久田晃視点③ 適度な負荷を与える
3つ目が、本人に対して適度な負荷を与えるという視点です。
楽すぎる仕事は本人の成長になりません。
逆に重すぎる仕事は、潰してしまいます。
本人が日常でどれくらいの負荷で動いていて、もう少し頑張ろうと思える絶妙な負荷はどこか。
そこを見ながら仕事を渡しています。
これは数値化できる話ではなく、定期的に話を聞きながら微調整するしかありません。
本人の表情、口調、報告の細かさ、そういうところから推し量って、少しずつ難易度を上げていく。
完璧ではないかもしれませんが、本人の中に成長実感が積み上がっていく感覚が大事だと思っています。
- ・楽すぎず、重すぎず、本人がもう一歩踏み込める負荷を渡す
- ・本人の表情・口調・報告の細かさから状態を推し量る
- ・少しずつ難易度を上げて、成長実感を積ませる
まとめ
今回は、UKERU合同会社で業務委託メンバーと向き合う時に大事にしている3つの視点をお話ししました。
本人のためになっているか、事実だけを聞く、適度な負荷を与える。
どれもシンプルですが、これらをやっていると自分自身の客観視にもなります。
本人にとっていい仕事になっているか、本人が伸びる関わりになっているか。
これを問い続けることが、結果として「なりたい自分になれる社会」を一歩ずつ作ることにつながると私は思っています。
まだ正社員はいませんが、業務委託の方々と関わる中で一番成長しているのは自分自身だと毎日感じます。
もしあなたがこれから起業を考えていたり、業務委託や外部メンバーと一緒に動くことがあるなら、この3つの視点を1つでも持ち帰っていただければ嬉しいです。
久田晃なぜできないと問わず、何をやったか事実だけ聞けば自走が始まります。
人が動ける環境を整える
