
経営と事業
世にまだないものを作る難しさと、それでも私が新規を選ぶ理由
2026.08.05
最近つくづく思うのは、世にまだないビジネスモデルや新しいものを作ることの難しさです。
既存の商品やビジネスモデルを参照して、その上位互換を作っていくレースであれば、材料があれば模倣で済む分、ハードルは低い。
ただ、これはレッドオーシャンの中に飛び込んでいくことなので、徹底された戦略がないと厳しいんですよ。
一方で「世にまだないものを作る」のは、別の難しさがあります。今日はその話をさせてください。
久田晃ビジネスには大きく2種類ある
年商数千万円の私が言うのもなんですが、ビジネスには本当にいろんな種類があります。
大きく分けると2つ。
- ● 既存市場で競合と差別化していく型
- ● 新しいビジネスモデルをゼロから作る型
前者は競合の上澄みと勝負することになるので、それなりの資産・資本がないと厳しい。
後者は別の難しさがあります。
市場に受け入れられるかどうかも、ちゃんと収益が出るかどうかも、やってみないと分からない。
どちらが「楽」ということではなく、かかる痛みの種類が違うんです。
「今ない」ものには、ないだけの理由がある
今、私はUKERU合同会社で、男性向けのコミュニケーション・自己肯定感を高めるコミュニティを運営しています。
そして次の段階として、恋愛・新しい出会い・マッチングアプリ的な領域で、まだ世にないサービスを作りたいと、ずっと思っています。
これがなかなか難しいんですよ。
なぜか。「今ない」ということは、ないだけの理由があるからです。
私のような人間が思いつくようなビジネスモデルは、世の中の他の商売人も必ず思いついている。
それを実行して現実にできていないのには、必ず理由がある。
考えられる理由はいくつかあります。
そもそも需要がないからやれていないのか、収益化が難しくて誰もやれていないのか。
あるいは技術的・法的・運用的に難しいから、今までやれていないのか。
「自分が最初に気づいた」と思いがちな場面ほど、実は他の人もとっくに気づいている。
その上で「やらなかった」「やめた」という履歴がある可能性が高いんです。
これに気づくと、新規のビジネスを作るのに必要な覚悟の重さが見えてきます。
それでも「穴は必ずある」と私は思っている
ただ、ここからが本題です。
「今ない」のには理由があるのは事実です。しかし、それでも穴は必ずあると私は思っています。
なぜなら、市場も人間の感性も、毎年確実に変化していくからです。
3年前に「収益化が難しい」とされていたものが、今の技術なら可能になっていることはある。
3年前に「需要がない」とされていたものが、社会の側が変わって需要を持ち始めていることもある。
だから「新しい何かを作りたい」という思いが、日々ふつふつと自分の中で湧き上がってくるなら、それは作れるサインだと私は捉えています。
- ・自分でずっと考え続けていると視点が狭くなる
- ・いろんな人の意見を聞くことを、習慣にする
- ・市場や技術の変化を常に観察し続ける
私が「世にないもの」を作りたい理由
私は幼少期から、何かを作ること、力をかけてゼロから生み出すことが好きでした。
なので、こっちの道を突き詰めたいという熱意とエネルギーは、おそらく自分でも自覚できるくらい高い方だと思います。
それに加えて、私はUKERU合同会社という「ウケる」を背負った会社を立ち上げました。
「ウケる」とは、自分や他者を受け入れる姿勢と、人を喜ばせるサービスを提供するという両方の意味です。
だからこそ、世間でまだ見たことがないようなサービスを提供したい、という強い思いが消えないんです。
新しいものを作るのは、楽しい反面、本当に難しい。
ただ、難しいからこそ価値があるのだと、私は信じています。
挑戦している人へ。それは誇るべきものです
今、この苦痛が、この先に出会う人たちのより良い人生につながるなら、私はそれをとても有意義な苦痛だと思っています。
もしこの記事を読んでいるあなたが、何か新しいことに挑戦していたり、世の中一般的には難しいと言われているようなことに向かっているのであれば。
それは、誇りに思ってください。
あなたは、生半可な努力では可能にならないようなことに向かっているのですから。
久田晃まとめ
今回は、世にまだないものを作る難しさについてお話ししました。
UKERU合同会社は「なりたい自分になれる社会をつくる」をビジョンに掲げています。
そのために、世間にまだないサービスを作ること、模倣ではない道で人を喜ばせることが、私たちの責任だと思っています。
そして同じように、自分の場所で「新しい何か」に挑んでいる人がいるなら、その挑戦は必ず価値になります。
あなたが感じている今の苦痛は、未来の誰かにとっての光になりませんか?
久田晃今ないものには理由がある。
それでも穴はあり、熱意があれば作れます。
痛みは、未来の光になる。
