
思考と哲学
追い込まれた時にこそ本性は出る。経営で学んだ、詰んだ自分との向き合い方
投稿 2026.09.01 06:47
最近、自分について一つ気づいたことがあります。
それは、追い込まれたときに自分がどう変わるか、ということです。
私の場合は、詰んでいるときほど人に親切になったり、優しくなったりする傾向があります。
普通なら、余裕がなくて誰かにきつく当たってしまいそうなものです。
でも私は、逆にそうなります。
久田晃詰んだときに出るのが、その人の本性
詰んだときこそ、人は本性が出ると言います。
余裕があるときは、誰でも優しくいられます。
本当に問われるのは、追い込まれて余裕を失ったときの態度です。
そこにこそ、その人の素の部分が出るのだと思います。
私はそんなとき、誰かに当たったり、いやらしい自分になったりせずにいられます。
それは自分でも、ありがたいなと思える数少ないことです。
そこで出る言葉や態度が、ふだん隠している自分の核なのだと思います。
皆さんは、詰んだときにどう変わるでしょうか?
そこに、自分でも気づいていない本性が出ているかもしれません。
正直に言うと、今の私には余裕がない
ここからは、私の正直な話をします。
今の私には、余裕がありません。
来月、再来月、自分がどうなっているのか、まったく分かりません。
この悪い状況が続けば、今の事業もうまくいかなくなります。
世の中に良い影響を与えることも、できなくなってしまいます。
経営をしていると、思い描いた通りに進むことのほうが少ないです。
数字が伸びない時期は、自分のすべてを否定されたような気持ちになります。
なぜこうなっているのか、自分でもはっきりとは分かりません。
ただ、何かが欠けているのだろうとは感じています。
久田晃それでも、この状況から逃げずに見ておきたいと思っています。
苦しい時期の自分こそ、後から一番の財産になると感じるからです。
うまくいかないことと、思い通りにならないことは、よく似ていてまったく別のものです。
うまくいかないは、思い通りにならないだけ
それでも、最近になって思うことがあります。
うまくいっていないというのは、ただ思い通りになっていないだけではないか?
そう考えるようになりました。
思い通りにいくことを前提にすると、少しのつまずきで心が折れます。
でも、最初から思い通りにいかないものだと思えば、見え方が変わります。
思い通りにいかないのなら、別の手段を探せばいいだけです。
手段は、いつも一つではありません。
むしろ、思い通りにならないからこそ、人は別のやり方を考え始めます。
これが、経営をやってきて最も身についたことだと言っても過言ではありません。
私自身、事業を始めてから、思い通りにいかないことの連続でした。
来月の見通しが立たず、眠れない夜もあります。
それでも、感情に飲み込まれて止まるのではなく、今あるもので次の手を考える。
その繰り返しの中で、少しずつ自分の足で立てるようになってきた気がします。
まとめ
今回は、追い込まれたときに人がどう変わるかについてお話ししました。
詰んだときに出てくるものこそ、その人の本性です。
私たちが向き合っているのは、少子高齢化に付随する本質的な課題です。
恋愛も、仕事も、心も、思い通りにいかずに自分らしく生きられない人がいます。
そういう人が、なりたい自分になれる社会をつくりたいと思っています。
あなたも、思い通りにいかない今日を、別の手段を探す一日に変えてみてはいかがでしょうか?
久田晃思い通りにいかないからこそ、次の手が見えてきます。
詰んだ時こそ本性が出る
