今日は、「誰かの壁は、あなたと同じ壁かもしれない」という話をしたいと思います。
人はそれぞれ、能力も経験も環境も違います。 だからこそ、同じ出来事に対しても、感じる難しさは当然変わります。
例えば、ある人にとっては簡単にできることが、 別の誰かにとってはとても高いハードルに感じられることも
ありますよね。
これは特別なことではなく、ごく自然なことである。
久田晃自分にとっての「難易度6」
仮に、あなたが今向き合っている課題があるとします。 それを「難易度6」と表現してみましょう。
難易度6というのは、
● 少し勇気が必要
● すぐには踏み出しづらい
● できなくはないけれど、どこか怖さがある
● それでも本当は乗り越えたいと思っている
そんな感覚に近いイメージです。
そして興味深いのは、同じことでも、
ある人にとっては難易度2かもしれないし、 別の人にとっては難易度8かもしれないということです。
ここで大切なのは、数値の大小ではありません。
誰もがそれぞれ、「自分にとっての難易度6」と向き合っているという事実です。
自分には簡単に見えることでも、 他人にとってはとても大きな壁かもしれない。
逆に、他人が自然にこなしていることが、 自分にとっては難しい壁であることもある。
この視点は、意外と見落とされがちです。
壁の「重さ」は似ている
それにもかかわらず、
「そんなの簡単でしょ」 「余裕じゃない?」
といった言葉を投げてしまう場面は、 日常の中にも少なくないように感じます。
→ 経営者として
ですが、これは少しだけ立ち止まって考えてみる価値があります。
なぜなら、壁の中身は違っても、重さの感覚は似ているからです。
何が難しいかは人によって異なります。 けれど、その人にとっての「難しい」は、確かに存在しています。
あなたの難易度6と、誰かの難易度6。内容は違っても、その人の中では同じ重さなんですよね。
この考え方を持つだけで、
他人への理解や思いやりが深まり、 同時に、自分自身への理解も変わってきます。
「人は違う」という当たり前の事実を、 本当の意味で受け入れる視点とも言えるかもしれない。
逆に、この視点がないと、
「自分にできる=誰でもできる」
という感覚に陥りやすくなります。
でも実際には、そう単純ではありません。
お前ができるからといって、 それがすべての人にとって簡単とは限らない。
これは冷静に考えれば当たり前のことですが、 意外と忘れてしまいがちなポイントでもあります。
久田晃経営者として、ここをどう扱うべきか
この視点は、経営や組織運営にもそのまま当てはまります。
「自分ができるから」という感覚で基準を作ってしまうと、 知らないうちに、誰かの難易度6を“軽く扱う”状態になります。
それは本人の努力不足ではなく、 こちらが相手の壁の重さを想像できていないだけかもしれない。
だからこそ経営者としては、
✓ 相手の壁の重さを、決めつけずに確認する
✓ できない理由を責める前に、背景を聞く
✓ その人に合う“次の一歩”の設計を一緒に考える
こういう姿勢が必要である。
私自身、営業という仕事に就いたとき、初めて「人に感謝される喜び」を知りました。トレーナーや理学療法士など専門職を経てたどり着いた場所でしたが、その体験が「営業は天職だ」という確信につながり、その後のすべての活動の基礎になったと感じています。
喜びを知った瞬間に、向かう方向が定まることがあります。
久田晃そして何より、私自身もまだ成長段階で、完璧ではありません。
だからこそ、こういう視点を自分に言い聞かせながら、 「相手の難易度」を雑に扱わないリーダーでありたい




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