
少子高齢化
人口は2100年に4分の1へ。本当に怖いのは社会的な絶滅だ
投稿 2026.08.25 05:08
人口の話を、もう少し先まで考えてみます。
2100年には、人口は今の4分の1以下になると言われています。
今が1億2000万人ですから、3000万から4000万人ほど。
ただ、本当に怖いのは数字そのものではないと感じています。
久田晃絶滅には2種類ある
絶滅には、2つの種類があります。
1つ目は数値的な絶滅。単純に数が減り、いずれゼロに近づくことです。
2つ目は社会的な絶滅です。
何かを継承する人がいなくなり、文化や仕組みが途切れてしまう。
地域も、会社も、葬式のような風習もそうです。
日本人という存在の価値が下がり、世界の中で小さく見られる。
日本語を使える人も減っていきます。
GDPが減って国力が落ち、全体が不活性になる。
数が減るスピード以上に、社会の機能が先に止まっていく。
支える人が減れば、残った人の負担はどんどん重くなります。
数が減るより、受け継ぐ人がいなくなることのほうが怖いのです。
国としての改善策は、2つしかない
この絶滅に対して、改善策は2つあると言われています。
1つ目は出生率を2.1に回復させることです。
出生率とは、1人の女性が一生に何人産むかという数字です。
なぜ2.1かというと、子どもは男女2人から生まれます。
その2人から1人しか生まれなければ、人口は減っていく。
1組につき2人以上産まないと、計算が合わないのです。
2つ目は移民を受け入れることです。
日本は移民を受け入れにくい政治・法律・風習になっています。
ヨーロッパは移民を受け入れるしかないと判断し、舵を切りました。
労働力も税収も、人がいて初めて成り立つからです。
国を維持するための、苦しい現実的な選択でした。
久田晃それでも、できることはある
ただ、どちらも簡単ではありません。
出生率の回復は、30年、40年以上かかります。
今から取り組んでも、効果が出るのはずっと先です。
移民も、日本は他者を受け入れず独自に成長してきた社会です。
全員を受け入れるという価値観が、そもそもありません。
だから、別の手段で変えていくしかないと考えています。
国の制度を待つだけでは、私たちの今は変わりません。
私がUKERU合同会社で向き合っているのも、この現実です。
国全体の数字を、私一人が動かせるわけではありません。
それでも、一人ひとりの幸福度を上げることならできます。
人と人がつながり、自分らしく生きられる人を増やす。
そこが少子高齢化の本質的な改善につながると思っています。
久田晃まとめ
今回は、人口減少が生む2つの絶滅についてお話ししました。
上京してすぐ通い始めたジムで出会った4人の仲間とは、今でも誕生日に必ずご飯に行きます。
数字を直接動かせなくても、一人の幸せは確かに増やせます。
あなたも、自分や身近な人の幸福度から考えてみませんか?
怖いのは数より、受け継ぐ人がいなくなること。
一人の幸せから変える
