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空気が読めない自分を悪いと思わなくなってから変わったこと

思考と哲学

空気が読めない自分を悪いと思わなくなってから変わったこと

投稿 2026.09.11 05:23

場の空気を壊してしまった経験は、ありませんか?

私は何度もあります。今でもあります。

このブログでも何度か書いていますが、私はASD、自閉症スペクトラムという診断を受けたことがあります。

コミュニケーションや制約の部分に、少し特性があるという診断です。

今日は、その私が空気の読めなさとどう付き合ってきたかをお話しします。

久田晃久田晃
空気が読めないことを、私は長いあいだ欠点だと思っていました。今はちょっと違うんですよね!
久田晃

この記事を書いた人

久田 晃

ひさだ あきら

UKERU合同会社 代表

1988年生、38歳。UKERU合同会社 代表。

医療従事者・パーソナルトレーナー・営業を経て2024年3月に創業。

自己改革と後世にスキルを伝承するために2年間の徹底した実践で恋愛とコミュニケーションを鍛える。

個人の変化が少子高齢化の本質的な改善につながると信じ、サービス開発と発信を続けている。

目次

私が抱えてきた特性の話

ASDと一口に言っても、症状は本当にさまざまです。

何かに強く固執してしまう。興味のないことには、まったく関心が向かない。

その代わり、好きなことには無意識のうちに、いくらでも力を注げてしまう。

コミュニケーションで言えば、相手の言葉にうまく返せない。会話が自己中心的になる。

落ち着きがなく、常に歩いていたり、指で音を立てていたりする癖もあります。

それなのに、人から好かれたい、モテたいという欲求は人一倍強くありました。

承認欲求は誰にでもあるものですが、私はそこが明らかに強かったと思います。

この組み合わせが、良い方に出た時期も、悪い方に出た時期もありました。

人の気持ちが分かりにくい側の人間が、コミュニケーションを教える側になっている。

この矛盾を、私はずっと抱えてきました。

今の私は、コミュニケーションや恋愛をお伝えする仕事をしています。

その分だけ、自分は少しずれているのではないか、という感覚がありました。

なぜ自分はダメなのだろうという疑問も、長いあいだ消えませんでした。

悪いことだと思わなくなった

結論から言うと、私は空気が読めないこと自体を、悪いことだと思わなくなりました

一時期は、これに本当に苦しめられました。

ただ、そこを気に入ってくれる方もいます。

場面によっては、強い武器にもなります。

思っていることをそのまま言えるというのは、場面によっては大きな価値になります。

もちろん、いつでもいいわけではありません。

雰囲気やTPO、重要な場面でそれをやってしまうと、場は簡単にしらけます。

だから私は、直すのではなく使い分けるという方向に切り替えました。

良い時には使う。ダメな時には使わない。

これがいちばん最適な考え方だと、今は感じています。

久田晃久田晃
直そうとしていた頃が、いちばんしんどかったんですよね。禁止にすると行き止まりになる!

私がやってきた3つのこと

では実際に何をしてきたのか。3つに分けてお話しします。

  • 悪いことだと思わない
  • 言ったらどうなるかを一瞬だけ想像する
  • その日のうちに1日を振り返る

1. 悪いことだと思わない

悪いものだと決めてしまうと、禁止する方向にしか進めなくなります。

一方通行の思考になって、そこで止まってしまうのです。

どんな場合でも、本当に良くないことなのかを一度考えてみる。ここが出発点です。

2. 言ったらどうなるかを一瞬だけ想像する

今から自分が言おうとしていることで、場がどうなるか。

これを一瞬だけ、頭の中で思い浮かべます。

別にいいなと思えたら、私はそのまま言います。

やめておこうかなと思えば、言いません。

想像が当たっても外れても、どちらでも構いません。

一度考えて動いた結果には、必ずフィードバックが返ってくるからです。

うまくいった、うまくいかなかった。その積み重ねで精度が上がっていきます。

3. その日のうちに1日を振り返る

今日の良かった発言と、悪かった発言を1つずつ思い出します。

どちらもあるのが良いのだと思います。

ここは良かったな、ここは悪かったなと、1つずつ拾っていく。

この日々の積み重ねが、特性そのものへの見方を変えていきました。

  • ・特性を禁止せず、使う場面と使わない場面を分ける
  • ・言う前に一瞬だけ、その先の場面を想像する
  • ・夜に、良かった発言と悪かった発言を1つずつ振り返る

私自身、苦手を武器に変えた経験があります

前職は、パーソナルトレーナーを目指す方が通うスクールの入学カウンセラーでした。

要するに営業です。

当時の私は、営業だけは絶対にやりたくないと思っていた側の人間でした。

高いサービスを売ることへの罪悪感がありました。

断られる怖さもありましたし、嫌われたらどうしようというビビりもありました。

人と話すことが得意なタイプでもありません。営業はしんどい仕事だとしか思えませんでした。

変わったきっかけは、定義を置き換えたことです。

高いものを売る仕事ではなく、その人の人生を変える提案なのだと捉え直しました。

この人の人生を本気で良くするために提案している。

腹の底からそう思えた瞬間から、言葉の熱量も表情も変わりました。

結果も、そこから出るようになりました。

苦手だと決めつけていたものが、意味づけを変えただけで天職になったのです。

空気が読めないという特性も、私にとってはこれと同じ扱いでした。

久田晃久田晃
あなたのその特性、殺しているのは周りではなく自分自身なのかもしれないんですよね!

まとめ

今回は、空気が読めない自分とどう付き合ってきたかについてお話ししました。

私たちは、なりたい自分になれる社会をつくりたいと考えて事業をしています。

なりたい自分になるというのは、欠点をすべて消すことではないのだと思います。

自分の特性を悪だと決めた瞬間に、その特性は使えない道具になってしまいます。

正直に言えば、私は今でもずれた発言をしますし、行き過ぎた言い方もします。

それでも、悪いものだとは思っていません。

もしあなたが同じことで悩んでいるのなら、そのずれは、あなたの武器かもしれません。

その武器を殺してしまっているのは、周りでしょうか?それとも自分自身でしょうか?

特性は直すものではなく、使い分けるものだと思います。

あなたの武器は、あなたの中にある

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