
経営と事業
社名は3つの基準で決めた。ウケる合同会社が生まれた日
投稿 2026.09.12 05:11
今さらですが、弊社はUKERU合同会社という名前です。
この社名をどうやって決めたのか、まだ一度も詳しくお話ししていませんでした。
会社を作ろうと思ったのは、2024年の正月前後です。
実際に設立したのが、2024年の3月15日でした。
最高の日という語呂で、3月15日を狙って申請を通しています。
久田晃社名に置いた3つの基準
社名を決めるとき、私は先に3つの基準を立てました。
この3つに合致したものにしよう、と決めていたのです。
- ● インパクトがあるか
- ● ちゃんと意味があるか
- ● 自分が好きな言葉であるか
1つ目は、インパクトです。
ありきたりな英語や日本語を並べるのは、やめたいと思っていました。
2つ目は、意味があることです。
他の会社さんの社名にも、もちろんそれぞれの意味があると思います。
そのうえで、他社がおそらく思いついていない内容にしたかったのです。
3つ目は、自分が好きな言葉であることです。
毎日名乗る言葉ですから、ここは外せないと思いました。
好きでもない言葉を、この先何百回も口に出すことはできません。
社名は、名刺の上だけのものではないからです。
候補は3つありました
ウケるという単語が出てきたのは、実はかなり早かったです。
候補として挙がったのは3つでした。
イケる。
キテる。
そして、ウケる。
この3つで考えていたのですが、イケるとキテるは、すでに他の会社さんが使っていました。
そこでこの2つをやめて、ウケるにしようと決めました。
ところが、ウケるも先にいらっしゃったのです。
自分が思うことは、他の人も思うのだなと、そこで実感しました。
ここは正直、少し悔しかったです。
自分だけが思いついた言葉だと、どこかで思っていたからです。
最初の案は合同会社ウケるでした。
同じ名前の会社さんがいたので、前後をひっくり返してウケる合同会社にしたのです。
反対にすれば、別の名義として通せます。
これなら被らない。そう考えて、UKERU合同会社になりました。
一番好きな言葉で、インパクトもある。
基準は、すべてクリアしていました。
もう1つ、あとから気づいた効果があります。
UKERUと伝えると、必ず「え、UKERUって何ですか」と聞かれます。
その瞬間に、自分の想いやビジョンを話すきっかけが自然にできます。
この会話の入口になる感じも、すごく気に入っています。
久田晃意味は、あとからついてきた
正直に言うと、意味をつけたのは社名を決めた後です。
最初はウケるサービスを提供しよう、という意味づけでした。
ただ、これは運命だったのではないかと本気で思っています。
後付けだったはずのこの社名に、受け入れるという大きなテーマが乗ったからです。
自分を受け入れる。
他者を受け入れる。
世の中の事情を受け入れる。
これが、自分のやっている事業の中身とぴったり合っていました。
弊社で言えば、少子高齢化という日本の課題がそれにあたります。
これを受け入れたうえで、ではどう生きていくかにシフトする。
少子高齢化そのものを、私は悪いことだとは思っていません。
受け入れたうえで、その周りで起きている課題に手を入れる。ここが弊社の立ち位置です。
自分が弱いことや、ダメな部分があることを受け入れる。
その意味も、サービスの中に込めています。
そして人も受け入れる。人のダメなところや失敗も受け入れる。
弊社のバリューにも、他者の失敗も過去も受け入れるという言葉を置いています。
社名とバリューが同じ方向を向いているのは、偶然ではないと思っています。
要するに、争いが起きない社会にしたいのです。
キテるやイケるにしなくて、本当に良かったと思っています。
- ・インパクトがあるか
- ・意味があり、他社が思いついていない内容か
- ・自分が心から好きな言葉か
まとめ
今回は、UKERUという社名をどう決めたのかについてお話ししました。
私たちは、なりたい自分になれる社会をつくることを目指しています。
争いが起きない社会にしたいという思いは、実は私の一番古い部分から来ています。
6歳の頃、親に初めてゲームを買ってもらいました。
クロノトリガーというRPGです。
ところが私は、戦闘の場面になると手が止まってしまう子どもでした。
友人からもらったカードゲームでも、同じ感覚がありました。
人と争ったり、言い合ったり、喧嘩をすることが、どうしても苦手だったのです。
この感覚は、今でも消えていません。
競合と正面から戦わずに進む今の経営も、たぶんここが原点になっています。
社名を後から意味づけできたのは、その言葉が元々自分の中にあったからだと思います。
もしあなたがこれから会社を作るのであれば、こういう基準の立て方もあります。
言葉は、思いつきで決めたようでいて、実は自分の中身から出てきます。
一つの実例として、参考にしていただければうれしいです。
久田晃社名は、好きな言葉から選んで正解でした。
意味は、あとからついてくる
