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空気が読めないと言われてきた私がASD診断を受けて変わったこと

思考と哲学

空気が読めないと言われてきた私がASD診断を受けて変わったこと

投稿 2026.10.31 06:25

いきなりですが、私はASDという特性を持っています。

ASDスペクトラムと呼ばれるものです。

空気が読めない、と言われ続けてきた側の人間です。

今日はその特性と、私がどうやって向き合っているかを書きます。

隠す話でもないですし、暗い話にするつもりもありません。

むしろ今は、一つの特徴として誇りに思っているくらいです。

久田晃久田晃
ノンデリだよね、ってほんとよく言われてました。今はもう、そうなんですよって言えます
久田晃

この記事を書いた人

久田 晃

ひさだ あきら

UKERU合同会社 代表

1988年生、38歳。UKERU合同会社 代表。

医療従事者・パーソナルトレーナー・営業を経て2024年3月に創業。

自己改革と後世にスキルを伝承するために2年間の徹底した実践で恋愛とコミュニケーションを鍛える。

個人の変化が少子高齢化の本質的な改善につながると信じ、サービス開発と発信を続けている。

目次

診断されたとき、私は半分だけ驚きました

30を少し過ぎた頃に少しうつのような状態になり、そこで受けた診断がASDでした。

そのとき私が感じたのは、やっぱりそうかという気持ちと、本当にそうだったんだという驚きの半々です。

自分もそうなんじゃないかと、どこかでたまに思っていました。

だから全然びっくりしなかった一面があります。

それでも、実際に人から言われると受け取り方は変わるものでした。

ただ、この診断に対してネガティブな気持ちはまったくありません。

名前が付いたことで、むしろ整理がついたという感覚の方が強いです。

自分がだめなのではなく、こういう特性があっただけだと分かったからです。

そこが分かるだけで、自分を責める理由が一つ減りました。

  • ● やっぱりそうか、という納得
  • ● 本当にそうだったのか、という驚き
  • ● そして、悪い気持ちはひとつもなかった

幼稚園の頃から、何かが違うと感じていました

人とのコミュニケーションが何か違うな、と思っていたのは幼少期からです。

保育園、幼稚園、小学校の低学年の頃から、なんとなく感じていました。

もちろん当時は言語化できません。

ただ、他の子と何かが違うという感覚だけはありました。

1一人が好きで、喋らなくていいと思っていた

私は一人が好きですし、人と喋らなくてもいいという性格です。

人と喋っても、なんだかちぐはぐになる。

会話が飛び飛びになってしまうんです。

これは大人になってからも、根っこのところでは変わっていません。

会話が続かないのは、相手に興味がないからではありません。

次に何を言えばいいのかが、その場で出てこないだけなんです。

2きっかけを聞かれても、答えられない

何かきっかけがあったんですか、と聞かれることがあります。

でも、特別なきっかけはありません。

毎日がきっかけみたいなものでした。

俺はちょっと他の人と違うのかな、という感覚がずっとそこにあっただけです。

特性は、ある日突然やってくるものではありません。

毎日の小さな違和感の積み重ねでした。

後天的に身につけたからこそ、教えられます

今の私は、人前で話す仕事もしていますし、コミュニケーションを教える仕事もしています。

矛盾しているように見えるかもしれません。

本来の私は、マジでコミュニケーション能力が低いです。

今喋れているのは、後天的に技術として身につけたからです。

そして、ここが私の強みになっていると思っています。

最初からできる人は、なぜできるのかを説明できません。

私は一つずつ後から身につけたので、どの順番で何をやればいいかを分解して渡せます。

できなかった側の人間だからこそ、できない人の詰まり方が分かります。

できるようになった過程が、そのまま教材になっているわけです。

できなかった時間の長さが、そのまま説明できる細かさになりました。

だから私は、自分の特性を弱点として扱っていません。

自分の特性を消そうとしていたら、この強みは手に入っていませんでした。

久田晃久田晃
本来の私、マジでめちゃくちゃコミュ障です。だから逆に、教えられることがあるんですよね

比べるのをやめたら、特徴に変わりました

周りと比べて全体的に能力が高いかと言われたら、私はそんなに高くないと思います。

もし周りと比べることが癖になっていたら、私はもう押しつぶされていたと思います。

そうならずに済んだのは、自分を肯定する力を後から身につけたからです。

これも生まれ持ったものではありません。

肯定する力は、生きていく上で本当に大きいと感じています。

空気が読めないと言われることも、コミュニケーションがちょっと違うよねと言われることもあります。

正直、いちばんよく言われたのはノンデリだよね、という言葉でした。

ASDやADHDの特性がある方は、よく言われるのではないでしょうか?

相手の気持ちを深く考えられていないという意味で、少しネジが外れているような感覚は自分でもあります。

それでも、なんとかできています。

コミュニケーションは、言葉だけで成り立っているものではないからです。

動作や仕草といった、言葉以外の部分もあります。

総合的なところを鍛えていけば、なんとか向き合っていけると思っています。

そんな私でも、何かしらの分野で結果を出すことはできました。

人に受け入れられる生き方も、今はできています。

だから今は、この特性について悩むこともほとんどありません。

比べる相手を他人から過去の自分に変えただけで、見える景色はここまで変わりました。

まとめ

今回は、ASDという特性とどう向き合っているかについてお話ししました。

私たちは、なりたい自分になれる社会をつくることを掲げて動いています。

なりたい自分というのは、特性のない自分になることではありません。

過去も今も受け入れたうえで、その特性ごと使える場所を見つけることだと思っています。

私は今、この特性を一つの誇りとして持っています。

もし同じような特性を持っている方がいたら、こんな人もいるんだと思っていただければ幸いです。

久田晃久田晃
同じような特性の方は、相談してくれてもいいですよ。私でよければ、いつでも聞きます!

特性は消すものではなく、使える場所を探すものだと思っています。

今は誇りにしている

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