
少子高齢化
出生数68万人を初めて割った日本。減少と共存するという選択
投稿 2026.08.19 06:14
2024年、日本の出生数が68万6,661人になりました。
統計上、初めて年間70万人を下回った数字です。
9年連続の減少で、しかも予想よりかなり早いペースで減っています。
この数字を見て、私が考えていることをお伝えしたいと思います。
久田晃68万人という数字をどう見るか
68万人と言われても、どれくらいすごい数字なのかピンと来ないかもしれません。
比較してみるとよくわかります。
日本には第二次ベビーブームと呼ばれる、子どもがたくさん生まれた時代がありました。
1973年です。そのときの出生数はどれくらいだったかご存じでしょうか?
約290万人でした。
2024年の68万人は、その3分の1以下ということです。
数字で並べると、改めて異常なスピードで減っていることがわかります。
ちなみに第一次ベビーブームは1945年の終戦直後でした。
戦争が終わって、結婚や子育てを再開する人が一気に増えた時期です。
- ● 1973年 第二次ベビーブーム 約290万人
- ● 2024年 出生数 68万6,661人(初の70万人割れ)
- ● 9年連続で減少、予想より早いペース
日本人だけで見るとさらに厳しい
2025年もさらに減っていくと予想されていました。
実際に2025年は66万人前後と言われています。
2024年から2万人も減っているわけです。
ただし、外国人を含めた人数だと70万人前後になります。
つまり、日本の出生数は外国人居住者によって支えられている側面があるということです。
ヨーロッパでは、外国人を積極的に受け入れて少子高齢化が緩和されている国もあります。
異国の人を受け入れることで人口減少を補ってきた、ということですね。
数字を見るとき、私が一番大事にしているのは「事実をそのまま受け止める」ということです。
怖くても、目を背けない。
そこからしか始まらないと思っています。
2026年はおそらく、この流れでいくと出生数はさらに減っていくはずです。
これが現実です。
久田晃減ることは問題ではない、と私が考える理由
ここからは私の考えです。
人口がどんどん減っていく。
この数値を今から変えるのは、正直、非常に難しいと思います。
何か新しい施策を打って急に増やす、という性質のものではないからです。
であれば、減っていくという事実と共存する必要があります。
人が減ると、国全体の生産性は下がります。
その下がった分をどうカバーしていくか。ここを重点的に考える時期にきていると思います。
そもそも、減っていくこと自体に本当に問題があるのか、という問いも私の中にはあります。
UKERU合同会社としては、人口が減ること自体は問題ではないと考えています。
変えられないものは変えられない。
世の中の構造として起きている現象だからこそ、まずはそれを受け入れる。
- ・減るという事実を、まず受け入れる
- ・テクノロジーや工夫で生産性を維持する
- ・人が少なくても成り立つ仕組みを作る
人口が減っていく中で、国の生産性をどう保っていくか。
テクノロジーを使うこと、工夫やアイデアで補うこと、人がいなくても成り立つ仕組みを作っていくこと。
この方向に本気で取り組んでいかなければいけないのではないでしょうか?
私自身、UKERU合同会社を立ち上げた根っこには、まさにこの少子高齢化に付随する本質的な課題があります。
この課題を解決したいというのが私の出発点です。
数を増やすのではなく、減った先の社会で、一人ひとりがなりたい自分になれる状態を作る。
それが私のミッションだと思っています。
久田晃まとめ
今回は、日本の出生数が初めて70万人を割ったという事実について考えてみました。
減っていくこと自体は、変えられないものとしてまずそのまま受け入れる。
そこから、人が減ってもなりたい自分になれる社会を、テクノロジーや工夫でつくっていく。
これがこれからの本当のテーマではないかと思います。
あなたも、目の前の数字を見て怖いと感じる前に、一度ゆっくり受け止めてみてはいかがでしょうか?
出生数は68万人。
減るのは事実なので、まず受け入れて工夫します。
減少と共存する社会をつくる
