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一人で合同会社を設立して感じたデメリット3つを正直に話します

経営と事業

一人で合同会社を設立して感じたデメリット3つを正直に話します

投稿 2026.09.16 06:17

会社を作ろうと調べ始めると、合同会社という選択肢が必ず出てきます。

費用が安いのは分かったけれど、あとで困ることはないのだろうか。

私も設立の前は、同じところで止まっていました。

私は2024年3月15日に、一人でUKERU合同会社を設立しました。

今日は良いところではなく、合同会社の設立で私が実際に感じたデメリットを、3つだけ正直にお話しします。

久田晃久田晃
費用の安さだけで選んだわけじゃないんです。私が2年やって本当に困ったのは、たった3つでした
久田晃

この記事を書いた人

久田 晃

ひさだ あきら

UKERU合同会社 代表

1988年生、38歳。UKERU合同会社 代表。

医療従事者・パーソナルトレーナー・営業を経て2024年3月に創業。

自己改革と後世にスキルを伝承するために2年間の徹底した実践で恋愛とコミュニケーションを鍛える。

個人の変化が少子高齢化の本質的な改善につながると信じ、サービス開発と発信を続けている。

目次

一人で始めるなら、合同会社で十分だと思います

2024年3月15日に一人で設立して2年経った私の結論は、合同会社の設立で本当に効いてくるデメリットは3つだけ、というものです。

説明が要ること、信用が薄く見えること、肩書きが代表社員になること。

この3つ以外で、経営そのものが止まった場面はありませんでした。

今は業務委託の方が5、6人、私は一人経営で、経営2年目の売上は4,000万ほどです。

正直まだ少ないと思いますが、この規模までは合同会社のままで進めてこられました。

なぜ株式会社ではなく合同会社にしたのか

理由はシンプルで、一人社長の私には株式会社にする必要がなかったからです。

合同会社の設立なら10万円もかかりません

30万円もかかるようなことは、決してないですね。

株式会社はここにもう少しお金が要ります。

手続きも、マネーフォワードの開業サービスを使えば判子まで無料で作れました。

書類の順番もヘルプしてくれるので、めちゃくちゃやりやすかったです。

合同会社は、個人事業主の延長線にある会社バージョンだと思っています。

株式会社は株主がいる仕組みなので、決めるまでの手順がひとつ増えます。

一人社長ならそこは大きく変わらないという見方もできますが、私は身軽さを取りました。

合同会社の設立で私が感じたデメリット3つ

ここからが本題です。

2年やってみて、実際に手が止まった場面は3つに絞られました。

どれも致命傷ではありませんが、知らずに始めると小さく引っかかると思います。

1名乗るたびに説明が要る

合同会社と名乗ると、合同会社って何ですか、と聞かれることが多いです。

有限会社と何が違うのか、どこか怪しくないのだろうか?

実際に面と向かってそう言われたわけではありません。

こちらが勝手にそう思われている気がしている、という感覚に近いです。

ただ、その一手間が毎回発生するのは事実だと思います。

2第一印象の信用が薄く見える

2つ目は信用です。

国や銀行から見たときの第一印象は、株式会社よりは少し下に見られやすい感覚があります。

年数を重ねたり実績が出ていれば、そこは問題にならないとも思っています。

最初の一枚目の名刺だけ、少し軽く扱われる可能性があるという話です。

3肩書きは社長でもCEOでもなく代表社員

これは意外と知られていないのではないでしょうか?

合同会社の代表の正式な肩書きは、代表社員です

代表取締役でもCEOでもありません。

名刺に社長やCEOと書いて名乗ること自体は、別に構わないとも言われています。

それでも、登記上の正式名がかっこいい響きではないのは、正直なところ少し寂しいです。

久田晃久田晃
3つとも、お金の話じゃないんですよね。全部、まわりから自分がどう見えるかという話でした

合同会社と株式会社、私が比べた点

迷っていたときに、私が実際に並べて比べた点をまとめておきます。

どちらが優れているかではなく、何が違うのかという話です。

一人で立ち上げる方には、右の列がそのまま現実になります。

比べる点 株式会社 合同会社
設立の費用 合同会社より高め 10万円未満
決める速さ 手順の分だけ遅め 代表ひとりで即決
名前の通り 説明の要らない安心感 毎回の説明つき
代表の肩書き 代表取締役 代表社員
向いている人 出資や拡大が前提 一人での立ち上げ

それでも合同会社にしてよかったこと

デメリットを挙げると言いながら、結局はメリットのほうが大きいというのが本音です。

2年間、合同会社で困って事業が止まったことは一度もありませんでした。

私が実感している良かった点は、次の3つです。

  • 設立の費用が10万円未満で済んだ
  • 決めたその日に動ける身軽さがある
  • 個人事業主からの移行に迷いがない

最初から大きな器を用意しても、中身が育っていなければ意味がないと思っています。

基盤ができて展望が見えてきたときに、株式会社へ移せばいいのではないでしょうか?

先に整えておけばよかったこと

ここは合同会社そのもののデメリットではなく、私の準備不足の話です。

第1期は、税金のことまで頭が回っていませんでした。

売上を作ることと目の前の仕事を回すことで、手一杯だったからです。

一旦あとにしよう、と後回しにしたまま1年ほどが過ぎました。

さすがにやばいな、と思って動き始めたのがそこからです。

うまくいったりいかなかったりで、グレーな時期があったのは事実です。

今は税理士さんにも入ってもらい、とても助かる日々を過ごしています。

  • ・登記より先に、税金と経費の置き場所を決めておく
  • ・第1期のうちに税理士さんへ相談してみる
  • ・形態選びより、続ける仕組みを先に整える

合同会社にするか株式会社にするかで悩む時間は、正直そこまで長くなくていいと思います。

形態選びより、税金を後回しにしないことのほうが、事業を守ってくれました

よくある質問

設立の前に私が調べていたこと、あとから聞かれることが多いことをまとめます。

私の実例なので、あくまで一人で始めた場合の話として読んでください。

状況が違えば答えも変わると思っています。

Q. 合同会社の設立で一番のデメリットは何か

A. 基本は、名乗るたびに説明が要ることだと思っています。

合同会社という言葉自体がまだ知られていないので、一度会話が止まります。

ただ、ここは臨機応変でいいと思います。

相手が同業や個人の方であれば、そもそも気にされない場面のほうが多いです。

Q. 合同会社と株式会社、どちらで設立すればいいのか

A. 一人で始めるなら、私は合同会社をおすすめしています。

費用が10万円未満で収まり、決めたその日に動けるからです。

ただ、絶対に合同会社がいいというわけではありません。

出資を受ける予定がある方や、採用を大きく回す前提の方は株式会社でいいと思います。

Q. 合同会社の設立はどうやって進めればいいのか

A. 私はマネーフォワードの開業サービスを使いました。

画面の順番どおりに進めるだけで書類が揃い、判子も無料で作れました。

やり方に正解が1つあるわけではないので、そこは好みでいいと思います。

ただ、登記の前に税金の置き場所だけは決めておいたほうがいいのではないでしょうか?

説明が要ることは、会話の入口だった

社名を決めたときのことを、今でもよく思い出します。

UKERUという名前は、ウケるサービスを提供したいという想いから生まれたものです。

ただ正直に言うと、この説明は少し後付けでした。

もともと私は、ウケるという言葉が一番好きで、日常でも一番よく使っていたんです。

この名前を周りに話したとき、多くの人がそれめちゃくちゃいいね、あなたらしいと言ってくれました。

2024年3月15日に登記したあとも、社名を伝えると必ず聞かれます。

え、UKERUって何ですか、と。

合同会社という形態も、まったく同じでした。

名乗るたびに一度説明が要るので、最初は面倒だと感じていた時期もあります。

ただ、その瞬間に自分の想いやビジョンを話すきっかけが、自然にできるんですよね。

この会話の入口になる感じが、今はすごく気に入っています。

説明が要るというデメリットは、話す機会が増えるという長所の裏返しでもありました。

まとめ

今回は、一人で合同会社を設立して感じたデメリットについてお話ししました。

説明が要ること、信用が薄く見えること、肩書きが代表社員になること。

この3つは確かにありますが、どれも事業を止めるほどのものではありませんでした。

私は、なりたい自分になれる社会をつくりたいと思って会社をやっています。

その入口が、たまたま費用の安い合同会社だったというだけの話です。

形が小さいことを理由に、始めるのをやめてしまう方がいるとしたら、それが一番もったいないと思います。

変化を受け入れながら、器はあとから大きくしていけばいいのではないでしょうか?

あなたなら、どちらから始めますか?

久田晃久田晃
肩書きが代表社員でも、やっていることは何も変わらないんですよね。名前より中身を積みたいです

一人で始めるなら、合同会社で十分だと私は思います。

説明が要る名前でいい

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