
経営と事業
個人事業から法人化するタイミング|私の実例と変わったこと
投稿 2026.09.20 05:16
個人事業主としてやっていると、いつ法人化するのかという話が、必ずどこかで出てきます。
このまま個人事業主で続けていていいのか。
いっそ正社員として、どこかに雇われて働いたほうがいいのではないかとも思います。
私も同じところで、ずいぶん長く迷っていました。
今回は、個人事業から法人化するタイミングを、私の実例でお話しします。
久田晃法人化のタイミングは、売上ではなく働き方を決めたときだった
正社員ゼロで一人で積み上げ、経営2年目に約3000万、累計5000万まで来た私が思う法人化のタイミングは、売上の額ではありませんでした。
どう働いて、どう生きたいのかを先に決めた時が、そのタイミングだったと思います。
金額が基準になっていないのは、私自身が金額で踏み切っていないからです。
個人事業のままでも、数字だけなら同じように積めたのではないかと思います。
それでも法人にしたのは、器を先に作りたかったからでした。
やることは変わらない。変わるのは信用と責任の重さ
法人化を考えたとき、私の中には大きな理由が一つだけありました。
個人でやろうが法人でやろうが、やること自体は何も変わらないということです。
作業も、届ける相手も、かける時間も同じでした。
であれば、法人だったほうが信頼されやすいと思ったんです。
会社としてやったほうが、責任が重くのしかかるような感じもありました。
その重さが、個人でやっているときの私には足りていなかったのだと思います。
やることが変わらないのなら、変えるべきなのは中身ではなく器のほうだったのだと思います。
まず一人でやれるところまでやった、私の実例
私はもともと、営業とパーソナルトレーナーをやっていました。
そこから一度フリーランスになり、個人事業主として動き始めます。
今やっている恋愛事業も、パーソナルトレーナーの仕事も、その頃から並行してやっていました。
1正社員も業務委託もゼロで始めた
個人事業主の方には、まず一人で積み上げることをお勧めしたいと思っています。
正社員も業務委託もゼロで、自分の力だけでやってみる期間です。
ただ、ここは考え方によります。
最初から人をたくさん雇って、経営者としてやっていくという方もいます。
私は違いました。
まず自分の力でやれるところまでやるというのが私の信念としてあったので、最初は外注ゼロでやっていきました。
2一人でやる限界と、出生数のニュース
もちろん、この時期はうまくいかない現実がずっと続いていました。
一人でやる限界にも、徐々に気づき始めます。
いつまでこの生活をするんだろうか、という葛藤がありました。
正直に言うと、その気持ちは今でもなくはありません。
限界を認めたところから、ここからは法人化して事業を広げていこう、と考えるようになりました。
ふと、法人化して人を集めて、ガンガン事業を大きくしようと決意した時でした。
毎月受講生も増えていて、これは本格的にやったほうがいいな、と感じたのがきっかけです。
少子高齢化の本質的な改善をするんだ、というのを念頭に置いて動いた時期です。
たまたまその頃に、出生数が70万人前後を切るのではないかという話が出ていました。
そのニュースを見て、本格的にこの事業を成長させると決めました。
自分がやりたいことをやりながら、社会貢献をより良くしていく。
それを信念に持って、法人化に踏み切りました。
3正直に言うと、税金を適当にしていました
うまくいかなかったことも、正直に書いておきます。
私の場合は、やはり税金関係でした。
税金関係の支払いなどが、適当になってしまっていた時期があります。
一人でやっていると、どうしても目の前の売上のほうに気が向いてしまうんですね。
あとから自分で自分の首を絞めた部分だと思います。
器を作る前に、足元の管理を先に整えておけばよかったと思っています。
久田晃法人にして、実際に変わったこと
気づいたこととしては、法人になろうが個人でやろうが、やることは特に変わりません。
ただ、違いが出る場面はいくつかありました。
数字の面と、自分の内側の面の両方です。
1融通が利き、融資も実際に受けられた
やはり法人のほうが、融通が利くことは多いです。
いろんな国の制度も使えますし、融資も受けやすくなります。
私も実際に、日本政策金融公庫さんから融資を受けています。
今もお金を借りている状態です。
国の制度のほうは、使えることは知っていますが、実際にはまだ使ったことがありません。
たくさんあることは分かっていますし、私が知らないものもまだ多いと思います。
これから調べて、使えるものを使っていこうと思っています。
個人だと、どうしてもふわふわした状態になりがちでした。
私の場合は、そのふわふわを続けるのはやめたほうがいいかな、というところでしたね。
2社長というスーツを、毎日着ることになる
私が一番いいなと思っているのは、ここです。
合同会社の一人社長だと、一応は言えるようになります。
この社長であるという事実が、自分を変えていったような気がします。
社長というスーツを着て毎日過ごすわけですから、考え方も変わってきます。
社長はこんなことを考えないだろう。
社長がこんな器の小さなことをやっていたらダメだろう。
いついかなるときも社長だから、という考えが出てくるようになりました。
そこからどんどん、思考が変わっていった感覚があります。
もちろん、社長だからという固定観念になるときもあります。
そこは自分の価値観と照らし合わせながら、自分の理想となる会社の代表になるように日々過ごせました。
正直、ここが私の一番のメリットだったかもしれません。
- ● 融通が利き、融資も実際に受けられた
- ● 会社として見られ、信用が先に立つ
- ● 社長という器が、思考を引き上げる
まとめ
今回は、個人事業から法人化するタイミングを、私の実例でお話ししました。
個人でやっていた時の私は、まさにふわふわした存在でした。
今ははっきりと、意識が違うのが自分でも分かります。
結局は、環境と、自分がなりたいイメージを毎日思い描いていれば、どんどんそれに近づいていくのだと思います。
だから私の会社の理念には、なりたい自分になれる社会をつくる、というものがあります。
そして変化を受け入れる、という思いにも、実はつながっています。
同じ場面で迷っている方がいたら、いっそのこと法人化してしまうのも一つだと思います。
合同会社であれば、かなり格安で設立できますし、大きなデメリットもあまり感じません。
あなたなら、どう働いて、どう生きたいと思うでしょう。
久田晃法人化は売上ではなく、働き方を決めたときに踏むものだと思います。
器を先に作れば中身は追いつく
