業務委託で失敗した件について
今回は、業務委託で失敗した件についてお話ししたいと思います。
今、私の会社は従業員が私ひとりだけです。
もちろん、業務委託で講師の方や税理士の方などにお願いはしていますが、
正社員はまだいません。
今後はそれも考えているところです。
クラウドワークスでの依頼と最低評価
普段は、簡単な作業や専門的なことをお願いする際に
「クラウドワークス」という媒体を使って人を探しています。
ですが今回、初めてクラウドワークスで最低評価をもらってしまいました。
これは、私自身の反省でもあり、戒めでもあります。
結論:サービス提供者としての未熟さ
結論から言うと、サービス提供者として未熟さを感じました。
私は現在コンサルティングやパーソナルトレーニングといったサービスを提供しています。
もちろん、理想は「相手の方に満足してもらうこと」です。
こちらが全力でやっていたとしても、それでも満足に至らなかったり、
不満を感じられてしまうことはあると思います。
ただ、そのときに「仕方ない」で終わらせてしまうかどうかが大きな分かれ目だと思ってます。
「仕方ない」で済ませるのではなく、どうしたら次に活かせるかを考えること。
それが本当に大事だなと感じました。
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「仕方ない」を使わないという意識
もちろん世の中には、どうしても仕方のないことがたくさんあります。
たとえば天気とか。
雨が降ってしまったら、自分ではコントロールできません。
だからといって「仕方ない」で終わらせるのではなく、
「じゃあ、できることは何があったのか?」を考えることが大切です。
「雨が降る日に大事な予定を入れてしまったのは、そもそもよかったのか?」
など、改善の余地はどこにでもあります。
いろいろ考えてもどうしようもないことも、もちろんありますが、
それでも「仕方ない」という言葉を安易に使いたくはないなと思っています。
今回の事例
今回は、スプレッドシートを使って簡単な行動入力のツールを作成してもらう依頼でした。
結論から言うと、相手が思っていたものと、こちらが思っていたものにズレがありました。
そのギャップが大きく、結果的にトラブルになってしまった、という流れです。
正直、「自分と合わない人とは関わらない」というのも一つの手なんですが、
私はやっぱり、一度一緒に仕事をした以上、相手のせいにするのは違うと思っています。
どんな相手でも、円滑にスムーズに進めて、終わったときにお互いがポジティブな気持ちで終われること。
これが「何かを提供して対価をもらう人間」として大切な姿勢なんじゃないかなと思います。
すれ違いと気づき
今回の場合、相手がツールを提出してくれたときに
「いや、そういうことじゃなくて、こういう仕様でお願いしたかったんです」
と伝えたのですが、相手からは「依頼通りに作りました」と返されました。
内心「いや、そういうことじゃなくて……」と思いながらも、これ以上は話が通じないかもしれないなと感じてしまい、
詳しく説明することをやめて、そのまま承認して終わらせました。
ただその後、レビューでかなり厳しいコメントを書かれてしまい、
正直これは自分の責任でもあるなと痛感しました。
たとえば、1ヶ月ほど案件を放置してしまったこともありました。
後回しにしていたのも事実です。
そういう部分が、結果的に信頼を欠くことにつながったのかもしれません。
自分としては「より良いサービスを提供したい」という思いがあっても、
相手が気持ちよく終われなかった時点で、実力や人間性がまだまだ小さいなと感じます。
反省と再発防止
今回の案件は数千円レベルの小さな依頼だったので、「まあいいか」とスルーしてしまい、これも良くないと振り返りました。
1円でも発生してるものは「仕事」であり業務でもある。
もしこれが何十万、何百万という規模の案件だったら……
同じような対応では絶対にやらない。
その対応の差がある時点で良くないと感じました。
今後の課題と学び
今後の課題としては、以下の3つを意識したいです。
- しっかり話し合って、最初にお互いの認識を一致させること。
- 問題が起きた後も、きちんと話し合う姿勢をこちらから見せること。
- 自分の非を素直に認めること。
説明不足や考え方の違いが原因になったのは事実です。
私の器の小ささが全面的に出てたなと。
だからこそ、「どうやったら次はうまくいくか」を考えるきっかけにしたい。
こういう経験もすべて「実績」だと思っています。
次は、もっと器を広げて、より良い関係を築けるようにしたいです。


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