2024年、日本の人口は84万人減りました。
人口ピラミッドで見ると、上部がチキンレッグのような歪な形になっていて、2044年に向けてさらに崩れていく。この数字を見るたびに、「日本は本当にそっちに向かっているんだな」という実感が強くなります。
2025年は、4人に1人が75歳以上になりました。そして2030年には、日本の人口の3分の1が65歳以上になります。
この統計をスライドで初めて見た時、会場が静かになった気がした。数字なのに、なぜか誰かの声に聞こえた。あの感覚が、事業の方向性を一度整理するきっかけになった。数字には感情がある、と思っている。
久田晃「3分の1」の重さを、日常ではなかなか感じられない
普段、私たちは自分と同年代、プラスマイナス10歳くらいの人としか関わらないことが多いですよね。
高齢者がどれほど増えているかを、日常の中で実感する機会がほとんどないのが正直なところではないでしょうか?
私はもともと実家が病院だったので、高齢の方々とは小さい頃から馴染みがありました。
でもそういった環境にいなければ、なかなか関わる機会もなく、社会全体としてどんな変化が起きているかをイメージするのも難しいと思います。
2050年には日本の人口は1億人を切ると言われています。ただ正直、もっと早く来ると思っています。
あらゆる予測がすでに想定より前倒しで進んでいますから。
後継者のいない企業が、今後どんどん閉じていく
この流れの中で深刻になっているのが、後継者問題です。
経営者の高齢化が進み、次の世代に会社を引き継ぐ人が見つからないまま廃業するケースが増えています。
実力があって、まだまだやれるはずの企業が、ただ後継者がいないというだけで閉じていく。
技術も、ノウハウも、長年かけて積み上げてきたものが、引き継ぐ人がいないというだけで消えてしまうわけです。
高齢化で経営者が減る一方、SNSや個人発信の普及で小規模な会社は増えている。
ただ、その中で本当に結果を残せる経営者は、ごく一部である。
一方で、SNSの普及や個人で生きていく選択肢が広がったことで、合同会社のような小さな事業体は逆に増えています。
私のUKERUもそうですが、個人の専門性や発信力を武器にした形は、今後も増え続けるでしょう。
久田晃数字と向き合うのは、「大変だな」と思うためではない
その中で本当に結果を残せる経営者になれるかどうかは、また別の話です。
競争が厳しくなるからこそ、自分を磨き続けることが大事だと感じています。私自身もまだまだこれから結果を出していかないといけない立場です。
それと同時に、自分の会社に共感して一緒に動いてくれる人が増えたとき、この人に任せられると思える人を早く見つけ、引き継げる体制を作っておくことも、経営者として考えておくべきことだと感じています。
- ・人口は減り続け、高齢化は加速する
- ・後継者不足で廃業する企業が増えていく
- ・小規模事業は増えるが、結果を残せるのはごく一部
- ・今のうちから、任せられる人を育てる視点を持つ
少子高齢化の数字と向き合うのは、ただ「大変だな」と思うためではないと思っています。
この時代の中でどう動くかを考えるための材料として、社会の流れを見ながら、自分の立ち位置を確かめていく。それを続けていくつもりです。
まとめ
今回は、少子高齢化の実際のデータと、それが企業にもたらす変化についてお話しました。
数字は冷たく見えますが、その中に私たちひとりひとりの生き方が関わっています。
なりたい自分になれる社会をつくるためには、まずこの現実をしっかり受け止めることが大切である。
あなたも、この数字を自分ごととして考えてみてはいかがでしょうか?
2030年という数字を初めて目にしたとき、「7年後じゃないか」と背筋が凍りました。
私がこの事業をやっていることと、その数字が直結している。3人に1人が高齢者になる社会の中で、今の若い人たちが恋愛・結婚から遠ざかっている現実を毎日見ている。だから他人事じゃないんです。
この数字を「社会の話」で終わらせないために、目の前の一人に本気で向き合うことを続けています。
久田晃2030年に3人に1人が高齢者となり、結果を残せる会社はごく一部です。
数字から逃げず、立ち位置を見る。




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