
経営と事業
業務委託の方と向き合う際に、私が注意している3つのこと
投稿 2026.08.17 05:52
弊社には現在、業務委託の方が複数名いらっしゃいます。
これまでさまざまな方とご一緒してきました。
その中で「これはよくないな」と感じたこと、また「経営者としてここは外してはいけないな」と気づいたことがいくつもあります。
今回は、業務委託の方と向き合う際に私が大切にしている3つの注意点について、お話ししたいと思います。
久田晃業務委託の方であるという前提を忘れない
最初の注意点は、業務委託の方が業務委託であるという前提を忘れないということです。
これは非常に大事なポイントです。
どうしても、正社員のようにフルコミットしている方との差を意識せずに接してしまいがちです。
その結果、業務委託の方に必要以上の負荷を与えてしまうことがあります。
私は月に1回ほど、業務委託の方に「今のキャパはどうですか」と確認しています。
合わせて「今ご自身がやっていることは、ご自身のためになっていますか」と聞きます。
「目指している社会やご自身の理想に近づいていますか」という問いも投げかけるようにしています。
相手の心や脳のキャパシティ、感情をできるだけ理解しようとする姿勢が、何より大切なのではないかと思います。
週に1回は「今週成長したと感じる部分はどこですか」と質問する機会も設けています。
業務委託の方は業務委託であるという前提を忘れない。
この一線を意識し続けることが、信頼関係を築く土台になるのではないかと思います。
業務範囲を明確にする
2つ目の注意点は、業務委託の業務範囲を明確にするということです。
業務委託というのは、何か成果をあげる、あるいは決められた作業を行うことで報酬が発生する契約形態です。
正社員のように「これもお願いね」と曖昧に頼んでしまうと、業務委託の方が想定以上の負担を抱えることになります。
こちらが必要以上のものを依頼してしまっていないか、定期的に振り返ることが大事だと思います。
久田晃もし範囲を超えそうな依頼があれば、必ず本人に確認するようにしています。
「これはあなたがやりたいことですか」と聞きます。
「キャパシティ的に大丈夫ですか」と確認します。
この一手間が、お互いの信頼を守るための最低限のルールなのではないかと思います。
- ● 月に1回はキャパシティを確認する
- ● 業務範囲を明確に共有する
- ● 必要以上の依頼は事前に相談する
報酬は3つの観点から決める
3つ目の注意点は、報酬の決め方です。
報酬というのは、業務委託の方との関係性において非常に大きな意味を持ちます。
私は報酬を、次の3つの観点から決めるようにしています。
1つ目は本人の希望、2つ目は会社側の希望、3つ目はその業務に対する一般的な相場です。
本人の希望通りになるとは限りません。
そのため「一般的にはこれくらいの相場です」「実際にはこの金額でお願いします」と丁寧に説明します。
あわせて「この仕事を通じて、あなたにはこういうメリットがあります」とお伝えするようにしています。
理解していただいた上でお願いすることが、結局のところ一番の信頼につながるのではないかと思います。
- ・一般相場をリサーチしてから提案する
- ・本人の希望と会社の予算を擦り合わせる
- ・報酬以外のメリットも一緒に伝える
これらの注意点は、私がいろいろな業務委託の方とご一緒する中で、たくさんの失敗を重ねた末に辿り着いたものです。
特に忘れられないのが、初めて動画編集者の方を業務委託として迎え入れた時のことです。
本人にとって間違った指導をしてしまい、翌日にその方がいなくなってしまったという経験があります。
今でも後悔している出来事です。
ただ、この失敗がなければ、ここまで業務委託の方と真剣に向き合うことはなかったのではないかと思います。
まとめ
今回は、業務委託の方と向き合う際に私が大切にしている3つの注意点についてお話ししました。
弊社のミッションは「少子高齢化に付随する本質的な課題を解決する」ことです。
そのために働く方一人ひとりとの関係を、丁寧に積み重ねていくことが何より大切だと思っています。
人と人との関係性を真摯に築いていく。
これこそが「なりたい自分になれる社会」をつくる土台になるのではないかと思います。
あなたも、身近な人との関わり方を一度見直してみてはいかがでしょうか?
久田晃業務範囲を明確にし、相手の状態を理解しようとする姿勢を持ちます。
丁寧な対話が信頼を生む
