認知症が増えると介護する側も足りなくなる。少子高齢化の中で避けられない現実

避けられない現実

少子高齢化によって出生率が下がり、生産年齢人口が減っていくことは、多くの方がすでにご存知である。正式には15歳から64歳が「生産年齢人口」ですが、この層がどんどん薄くなっていく中で、社会に何が起きてくるのか。

人口が減り、GDPが下がり、高齢者が増えていく。この流れの中でとりわけ深刻になってくるのが、認知症と介護の問題です。

祖母が認知症になった頃、会いに行く頻度を減らしていた。忙しいからと言い訳をしていた。ある日、名前を忘れられた。声が出なかった。忙しさを理由にしていた自分を、今でも許せていない部分がある。

久田晃久田晃
私、もともと理学療法士だったので、この問題はすごく身近に感じるんですよね。他人事じゃないっていうか
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高齢者が増えると認知症も増える、という当然の話

高齢者が増えれば、認知症の方も比例して増えていきます。これは避けようのない話です。

認知症が増えると、それを支える人が必要になります。

介護費も医療費も大幅に増加し、社会全体の負担になっていくのです。

年金不足や医療費の問題に加えて、地方がなくなっていくという問題も並行して起きています。

人が減り、高齢者の割合が上がり、認知症を抱えた方が増えていく。

この連鎖の中で、介護スタッフが圧倒的に足りなくなるというのが、これからの日本の現実になります。

高齢者増加が引き起こす連鎖① 認知症患者が増える

② 介護・医療の需要が急増する

③ 介護スタッフが足り
なくなる

④ 介護費・医療費が過負担になる

介護の仕事は社会貢献度が高いのに、やりたい人が少ない

介護という仕事は、社会貢献度でいえば非常に高いものがあります。でも現実として、「やりたい」という人は少ないです。

国も力を入れている分野ですが、超人気の職種かというとそうではない。

私はもともと理学療法士として医療・介護の現場にいたので、この感覚はよくわかります。

大変な場面もありますが、面白いと感じることもあれば、確かな学びもある仕事です。

でも、経験のない人がゼロから踏み込もうとするには、ハードルが高く感じてしまうのも理解できます。

問題なのは、これからの日本では介護職が「選択肢の一つ」ではなく「社会を支える柱」になるという点です。

やりたい人だけに任せていては、需要に対して供給が追いつかなくなるのは明らかです。

久田晃久田晃
理学療法士の仕事ってかなり深かったんですよ。大変だけど、人の変化を間近で見られるのはホントに面白かった

まとめ

今回は認知症と介護スタッフ不足の話をしました。

少子高齢化の話は「人口が減る」「年金が足りない」で語られることが多いですが、その先にある介護の問題も、同じくらい大きな課題である。

UKERU合同会社として、こういった認識を広げたり、介護・医療に関わる方の負担を少しでも変えられるような動きができないかと考えています。

すぐにどうこうできる話ではありませんが、見ている問題の一つとして持ち続けていたいと思います。

少子高齢化は遠い話ではなく、今すでに始まっている変化です。

こういった現実を一つずつ知っておくことが、自分の人生をどう設計するかを考えるヒントになるのではないでしょうか?

認知症の話をすると、どうしても他人事として聞いてしまう人が多いんですが、私の身近にもその問題と向き合っている家族がいます。介護する側の疲弊を間近で見て、「これは個人の問題じゃない」と改めて感じました。

支える人が支えられる社会をどうつくるかが、少子高齢化問題の本質的な問いである。

久田晃久田晃
一人でも多くの人がこの現実を知って、自分なりに考えてくれたら嬉しいんですよね。知ることが最初の一歩だと思っています

高齢者が増えれば認知症も増え、介護の担い手が足りなくなっていきます。

この問題は、すぐ隣にある。

この記事を書いた人

UKERU合同会社代表。自信がない、モテない、仕事できない、そんな過去を持つ30代の男が事業をしています。

失敗談や経験、少子高齢化について話します。

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