営業について、今の僕の考え
本日は、「営業」について、今の僕の考えをまとめてお話ししようと思います。
私は現在、経営者として活動しながら、恋愛コンサルやコーチングのサービスを提供しています。
その中で、今でも自分自身が前に立ち、顧客と1対1で面談し、商品やプランを提案しています。
とはいえ、いわゆるゴリゴリの「法人営業」ではありません。
もっとラフに話しながら、
「うちのサービスを通して、人生を変えてみませんか?」
と提案するイメージです。
営業は、昔は「一番やりたくない仕事」だった
今でこそ営業が好きだと言えますが、
昔の僕は「営業だけは絶対やりたくない」タイプでした。
前職では、パーソナルトレーナーになりたい人が通うスクールの
入学カウンセラー(営業)をしていました。
そこで初めて本格的に営業に挑戦したのですが──
最初はもう、散々でした。
・高額なサービスを人に売ることへの罪悪感
・断られるのが怖い気持ち
・「嫌われたらどうしよう」というビビり
このあたりが全部重なって、
もう「営業=しんどい仕事」としか思えませんでした。
そんな状態から抜け出すきっかけになったのが、
自分なりに本を読み、先輩に聞き、失敗しながら気づいた、
営業の「本質」でした。
高いものを売る仕事ではなく「人生を変える提案」
営業が一気に楽になったのは、
自分の中の定義が
「高いものを売る仕事」 → 「その人の人生を変える提案」
に変わった瞬間でした。
「売らなきゃ」という気持ちで話していると、
どうしても相手の懐事情ばかり気になったり、
断られることを恐れて、本音を言えなくなります。
でも、
「この人の人生を本気で良くするために、提案している」
と腹の底から思えるようになると、
提案の内容も、言葉の熱量も、表情も変わってきます。
そこから、少しずつ結果が出るようになりました。
そして今でも、月に何人、時期によっては何十人もの方と面談して、
うちの商品をご提案しています。
やってはいけない営業2つ
営業を続ける中で、
「これは絶対にやってはいけない」と決めていることが2つあります。
① 強制的に買わせる営業
② 錯覚させて買わせる営業(詐欺まがいのトーク)
押し売りしたり、嘘を混ぜて不安をあおったり、
「今決めないと人生終わりますよ」みたいな言い方をするのは、
短期的には売上になることがあっても、
中長期的には確実に全員を不幸にすると考えています。
うちの商品は、
顧客自身が「人生を本気で変えたい」と決めて選んでくれるからこそ、意味がある。
その気持ちがないまま、無理矢理買わせても、
ほとんどのケースでうまくいきません。
成約しなかったとき、誰のせいにするのか
当然ですが、提案しても購入に至らないケースはあります。
むしろ、そちらの方が多いぐらいです。
そのときに問われるのが、
「誰のせいにするのか」だと感じています。
よくあるのは、
- 「あの人はいつも逃げてばかりだ」
- 「マインドが弱いから変われないんだ」
- 「勇気がないから、チャンスを掴めないんだ」
こうやって相手のせいにするパターンです。
でも本当は、そんなこと本人が一番分かっています。
こちらが責めたところで、プラスになることはほとんどありません。
過去の自分も、そうやって相手を焚きつけてしまったことがあるからこそ、
今は「それは違うな」と強く感じています。
成約しなかったとき、
今の僕はまず素直にこう考えます。
・自分の提案の仕方はどうだったか?
・この人にとって「最高のプラン」になっていたか?
・未来のイメージを、十分に見せられていたか?
もちろん、お金の問題もあります。
恋愛コンサルを検討してくださる方の多くは、
これまで高額な自己投資の経験が少ないことも多いです。
そんな中で、いきなり高い商品に申し込むのは、
正直かなりハードルが高い。
だからこそ、「買わなかった=悪」ではないし、
そこを責めるのは違うと思っています。
断った勇気も、ちゃんと称賛したい
僕が大事にしているのは、
「断った人の勇気」もきちんと認めることです。
高額な商品を「買わない」と伝えるのは、
ものすごくエネルギーが要ります。
嫌われたくない、悪く思われたくない、
気まずくなりたくない──
そんな感情があった上で、それでも「やめておきます」と言う。
その時点で、僕は
「一歩前に出ている」と思っています。
だから、「断る勇気を出したこと」自体は、
ちゃんと称賛したいし、
この経験を次の大きな決断のときに活かしてほしいと本気で思っています。
営業が、僕の人生を大きく変えた
もしあのとき、営業に挑戦していなかったら──
今の事業も、今の僕も、きっと存在していません。
営業とは、
- 人とのコミュニケーションを通じて関係を築くこと
- 自分の想いや価値を、相手にちゃんと伝えること
- 高額な商品でも「それでも欲しい」と言ってもらうこと
これらを全部含んだ、
人間力とコミュニケーション力を磨く最高の訓練の場だと感じています。
AIがどれだけ発達しても、
数十万円〜数百万円といった大きな決断には、必ず「人」が必要になる。
だから僕は、営業という仕事はこれからも残り続けると思っていますし、
むしろ人間にしかできない領域として、価値は上がっていくと信じています。
そして、営業という仕事を通して、
これからも目の前の人に向き合い、
その人の人生が少しでも前に進むきっかけを渡していきたいと思っています。


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