
思考と哲学
他人と比べて潰れないために。比較を使う日と捨てる日を分ける話
2026.07.31
正直に言います。
もし私が他人と比べることが完全に癖になっていたら、たぶん今頃は潰れていたと思います。
なぜかと言うと、SNSを開けば優秀な経営者の方々がたくさん出てきて、その人たちと毎日比べていたら、キリがないからです。
それでも、私はあまりそうはなりません。
今日はその「比較との付き合い方」について、私なりの考えをお話ししたいと思います。
久田晃SNSで誰かと比べていたら、メンタルは持たない
私は今、第4期です。
前期の年商は、一般的に見たらすごい数字なのかもしれません。
ただ、Xなどで「年商3億」「1億超えました」と発信している方々と比べたら、全然すごくないんですよ。
そんな人たちと毎日メンタルベースで比べていたら、もちろん持たないですし、自分のやってきたことが全部小さく見えてしまう。
これは精神的にしんどい状態です。
もちろん、いい意味で刺激をもらうことはあります。
この人にあって自分にないものは何か。逆に、この人になくて自分にあるものは何か。
そう分析することは、刺激にもなるし学びにもなります。
「なんでこの人はこんなにうまくいっているんだろう」と分解してみるのも、私はよくやります。
ここが大事なんですが、メンタル的に悪くなりそうだなと感じる比較は、基本的にしないようにしているんです。
考える必要もないからです。
→ 考える罠を抜ける
比べるべきは「他人」ではなく「過去の自分」
ただ、絶対にやるべき比較もあります。
それは過去の自分との比較です。
自分の過去と比べてあまり成長していなかったり、うまくいっていなかったりするときは、これは大きな反省が必要だと思います。
テストを受けて、前回と同じ点数だったとします。
これはちゃんと反省しないといけない。
他人の点数で焦るのではなく、自分の過去の点数と比べて止まっていたら焦る。
比較すべき相手は、外じゃなく内側にいます。
ただし、周りの点数がいいからといって、自分とそこを比べる必要はあまりないと思っています。
なぜかと言うと、他人は他人であって、自分は自分だからです。
背景や能力、これまでの環境、積んできた経験、性格、全部違います。
スタート地点が違う相手と、同じ地点に立っているふりをして比べても、得られるものは少ない。
むしろ消耗します。
久田晃私はあえて「落ち込む日」を作っています
ここからは、ちょっと矛盾するように聞こえる話をします。
私は人にこう伝えながら、自分自身は「人と比べて落ち込む日」を意図的に作っているんですよ。
「今日はあえて他人と自分を徹底的に比べる」と決める日があります。
なぜそんなことをするのか。
それは、私はそうやって燃えるタイプの人間だからです。
- ・比較がメンタルを削るタイプは、比較から距離を取る
- ・比較がエネルギーになるタイプは、あえて比較する日を作る
- ・自分がどちらかを知っておくことが先
学生時代もそうでした。
テストの順位や点数を貼り出されると、逆に燃えるタイプだったんです。
「絶対に次はもっといい点を取ってやる」と。
外的な刺激で頑張れる人間だっていうことを、私は学生時代に自覚していました。
だから今でも、その性質を分かっていて使っているんです。
あえて苦手な感情を燃料に変える。
これが私のやり方です。
比較は「使い分けるもの」だと思っています
結論から言うと、人と比べることは時と場合で使い分けるものだと思っています。
病んでしまうのであればやめる。
逆にエネルギーになるなら、使う。
この判断ができるかどうかで、自分のメンタルの動きはかなり変わります。
大事なのは、自分はどちらのタイプかを知っていること。
それが分かっていないまま比較を続けると、削れる側にずっと留まってしまうことになります。
私自身、20代の頃は他人と比べてばかりで、ずっと自己否定の中で生きていました。
SNSはまだ今ほど発達していませんでしたが、それでも周りの同世代の活躍を見るたびに、自分の小ささが浮き彫りになっていく感覚があったんです。
比較がメンタルを削っていくあの感覚を、嫌というほど体験してきました。
だからこそ今、比較を意図的に切り離すことの意味も、あえて使うことの意味も、両方分かるようになったのだと思っています。
久田晃まとめ
今回は、他人との比較との付き合い方についてお話ししました。
私が事業で大切にしているのは、自分らしく生き続けられる仕組みを自分の中に作っておくことです。
比較で病んでしまえば、誰かに価値を提供する力も削られます。
逆に比較を燃料に変えられるなら、その人にとって比較は武器になる。
「なりたい自分になれる」状態をつくるためには、まず自分の感情の動き方を観察すること。
そこに合った仕組みを作ってあげる。これが何より大切だと思っています。
あなたは比較で削られるタイプか、燃えるタイプか。
一度、自分自身と話してみてはいかがでしょうか?
比較で病むなら手放し、燃えるなら使う。
まず自分のタイプを知る。
敵はいつも、自分自身。
