
経営と事業
経営者が怒りに飲まれないために。私が実践している5秒の習慣
2026.07.24
皆さん、怒りのコントロールに悩んだことはありませんか?
私自身、毎日のように悩みます。
怒りどころか、感情そのものが経営者にとっては取り扱いの難しい代物だと思っています。
アンガーマネジメントという言葉や、世にあふれるテクニックも色々試してきました。
その中で一番効果があったものを、今日はお話しします。
久田晃感情的になったら、まず5秒黙る
私が一番ためになった習慣は、感情的になったらまず黙ることです。
それも、最低5秒は黙って思考します。
瞬時に「今自分は少し感情的になっているな」と頭に乗せて、まず自分を認識することが先なんです。
そこから「なぜ怒ってしまったのか」「ここはひとつ落ち着け」と自分に言い聞かせていく。
意外なほど、これだけで感情が静まることが多いんです。
習慣になってからは、普段イライラしたり、人にきつく当たることがかなり減りました。
判断が正しかったかどうかは、1日後にわかる
5秒黙ったとしても、感情が完全に消えるわけではありません。
そこで私は、別の指標を持つようにしています。
今日下した判断が本当に正しかったかは、数時間後、長くても1日後に振り返ればわかります。
頭が冷静になった状態で、当時の自分の判断や送ったメッセージを見返してみる。
そこで「これは合理的に見ても妥当だ」と思えるなら、それは自分にとって最善な回答だったということです。
逆に「これは感情に振り回された判断だったな」と思えば、それは振り回されていた証拠です。
この基準を持つことで、自分の感情の癖が見えてきます。
久田晃怒り自体は悪ではない。問題は使い方
ここで誤解してほしくないのは、怒りという感情自体が悪なわけではないということです。
怒りから新しい事業が生まれたり、世への不平不満が新しいサービスを作ったりすることもあります。
怒りは創造のエネルギーにもなるんです。
従業員に対しても、必要なときに必要なことをきつく言う場面はあります。
それは「嫌われたくない」「いい人でいたい」という感情ではなく、事業にとって必要だからやっていることです。
問題は、感情的になり何も考えずに怒ってしまうこと。
これだけは避けたいと思っています。
私自身、外部の方との契約で報酬増額をお願いされた経験があります。
最初は「その人の努力も見ているし、いいですよ」と言いそうになりました。
でもよく考えると、そもそもの話と違っていたんです。
これを認めたら今後の基準が曖昧になる、と一瞬で判断を切り替えて、感情を切り離した結論を出しました。
個人の感情や承認欲求を挟むのはまずい、と実感した瞬間でした。
久田晃→ 決断の習慣を見る
まとめ
今回は、経営者として怒りや感情とどう付き合っているかについてお話ししました。
UKERUの根底には、自分も他人も受け入れていく姿勢があります。
怒りという感情も、追い払うものではなく扱い方を覚えて付き合っていく対象だと思っています。
感情を消そうとせず、感情があることを認めた上で、判断の質だけは下げない。
それが経営者としての責任だと感じます。
あなたも一度、感情的になったときに5秒だけ黙ってみてはいかがでしょうか?
感情的になったら最低5秒黙り、必要から動く判断を取り戻します。
5秒黙れば、判断は変わる
