
思考と哲学
「あっという間でした」と答える人生でいいのか。失敗と恥を浴びにいく話
2026.08.02
先日、ある問いがふと頭に浮かびました。
「もし誰かに、今の人生はあっという間でしたかと聞かれたら、自分は何て答えるだろう」
私は今38歳ですが、もし聞かれたら、おそらく「あっという間でした」と答えると思います。
読んでくださっているあなたが20代でも、30代でも、40代でも、それ以上の年代でも、おそらく9割以上の方が同じように答えるんじゃないかと思っています。
久田晃
久田晃何歳に聞いても「あっという間」と答える不思議
面白いのは、これが20歳でも30歳でも40歳でも同じだということなんです。
どの年代に聞いても「あっという間だった」と答える。
だとすれば、80歳、90歳、100歳の方に同じ質問をしたとしても、答えはおそらく同じです。
つまり、人生は自分が想像している以上に短い、ということです。
特に年齢を重ねるほど、1年が薄くなって、時間の感覚はどんどん早くなっていきます。
生きている年数が長くなるほど、1年の比重が相対的に軽くなる構造があるんですよね。
人生はあっという間。これは多分、誰にとっても本当の話です。
だったら、失敗と恥を浴びる方がいい
人生があっという間だと分かっているなら、行き着く答えはシンプルです。
恥をかこうが、失敗しようが、自分のやりたいこと・好きなことを全力でやる。
終わったときに「あっという間だったけど、いい人生だった」と思える方を選びたい。
私はそう思っています。
人生が短いと分かっているのに、失敗を避けて生きることほど、もったいない時間の使い方はないと思っています。
これに気づいたのは、正直なところ今日初めてではなく、3〜4年前くらいです。
ただし、頭で分かっていたからといって、体がその通りに動いていたかというと別の話で。
「失敗するために前に出る」という行動を、自分から取りに行けていたかと聞かれると、正直、甘えていた部分が大きいと思います。
これは大きな反省です。
私は「1日5回の失敗・5回の恥」を目標にしています
だから今、私は失敗することと恥をかくことを「目標」として設定するようにしました。
具体的には、1日に5回失敗する、1日に5回恥をかく。
これが達成できなかった日は、その日は成長しなかったと自分の中でカウントするようにしています。
- ・1日に5回、失敗を取りにいく
- ・1日に5回、恥をかきにいく
- ・できなかった日は「成長しなかった」と扱う
あなたは、最近恥をかいていますか?失敗をしていますか?
恥や失敗があるからこそ、次に繋がります。
もちろん成功体験も大事ですし、たまには成功してもいいんです。
やる気が出ますからね。
ただ、成功だけでは脳に大きな印象は残りにくい。
失敗と恥をかいて、脳に強い印象をつける。
「次はもっと良くしよう」「もっと頑張ろう」「もっと相手に良いものを提供しよう」という反発のエネルギーで、次に進む。
この種類のエネルギーは、苦手な記憶からしか生まれないんですよね。
失敗や恥は、AIでは得られない貴重な体験
そしてもう一つ大きいのは、これからの時代において、失敗や恥はAIでは絶対に得られない貴重な体験だということです。
AIは知識・情報・回答を、誰にでも、どこでも、何度でも提供してくれます。
それは素晴らしいことです。
しかし「自分が前に出て、目の前の相手を前に、上手くいかずに恥をかいた」という体験は、AIからは生まれません。
これは現場でしか手に入らない、人間にしか積めない財産です。
その体験を、自分の年齢でどれだけ積み上げてこれたか。
これからの時代の差は、ここで生まれるんじゃないかと思っています。
まとめ
今回は「人生はあっという間。だから失敗と恥を浴びる方がいい」という話をしました。
UKERUのビジョンとして掲げている「なりたい自分になれる社会をつくる」というのは、安全圏に閉じこもったまま実現するものではないと、私は思っています。
失敗を避けず、挑戦を続け、恥をかいた数だけ自分の中身が厚くなる。
その先にしか、本当に「なりたい自分」はないはずです。
人生があっという間だと知っているなら、その短さを、自分が望む方向に全力で使い切りませんか?
もしこの記事を読んだ今日、最近恥をかいた覚えがないなと感じたら、今日からでも何か一つ、自分から前に出てみてはいかがでしょうか?
久田晃失敗と恥は脳に刻まれ次の力になる。
安全圏で人生を使うのはもったいない。
全力で浴びにいく。
