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調子が悪い時にこそ本性が出る|私が自分をハエの目で見る理由

思考と哲学

調子が悪い時にこそ本性が出る|私が自分をハエの目で見る理由

投稿 2026.10.04 05:17

最近、経営をしていて強く思うことがあります。

調子がいい時は、誰でもいい状態でいられます。

問題は、調子が悪い時にどう動くかのほうです。

そこに出るものが、その人の本当の姿だと思っています。

今回は、そこで私が使っている一つのやり方の話です。

久田晃久田晃
機嫌がいい日は誰でもいい人でいられるんですよね。本当に出るのは、崩れた日のほうです
久田晃

この記事を書いた人

久田 晃

ひさだ あきら

UKERU合同会社 代表

1988年生、38歳。UKERU合同会社 代表。

医療従事者・パーソナルトレーナー・営業を経て2024年3月に創業。

自己改革と後世にスキルを伝承するために2年間の徹底した実践で恋愛とコミュニケーションを鍛える。

個人の変化が少子高齢化の本質的な改善につながると信じ、サービス開発と発信を続けている。

目次

イライラした瞬間の反応が、その人の本当の姿です

めちゃくちゃイライラすることが起きたとします。

その瞬間にどう対応するか、どういう思考になるか。

私は、そこが本当の姿だと思っています。

自分にとって不利益なことが起きて、ストレスが振り切れた時。

感情的になるのか、冷静でいられるのか、客観視して意見が言えるのか。

私はこれを、たまに頭の中でシミュレーションしています。

少なくとも昔よりは、冷静を保てるようになりました。

理由ははっきりしていて、客観視する癖があるからです。

最後にイライラした時のあなたは、あとから見て納得できる動き方をしていたでしょうか?

我に返らず、自分の周りを飛ぶハエになる

よく、一瞬我に返る、という言い方をしますよね。

私は逆で、我には返りません。

我に返ると、そこは自分の中なので感情的になってしまうからです。

やっているのは、自分の外に出ることのほうです。

コツは一つで、自分の周りを飛んでいるハエになることです。

そのハエが自分を見たら、どう思うか。

大事なのは、そのどう思うかを自分の考えで埋めないことです。

警察の方が今の私を見たら、どう思うか。

通りすがりの方が見たら、どう思うか。

家族が見ていたら、どう思うか。

その視点をハエにやらせている、という感覚に近いです。

もう一人の誰かが、ハエに姿を変えて自分の周りにいる。

この置き方をすると、本当に自分が見えます。

頭の中で反省するのとは、見え方がまるで違うんですよね。

反省は自分の中で完結してしまうので、都合よく終わらせられます。

ハエの目には、その言い訳が届きません。

見えているのは、私が今どんな顔で何を言っているかだけだからです。

人と会う前に、一度だけハエを飛ばしています

このやり方が一番効いているのは、実はイライラした時ではありません。

人と会う前です。

正直に書くと、私はコミュ障です。

アスペルガーという症状も持っていて、動きが不自然になることがあります。

人との会話が噛み合わないことも、実際にあります。

なので、人と会う前に一度だけ客観視をクッションとして入れます。

うまくいかない時のコミュニケーションは、だいたい自分視点です。

どう喋ろうか、変に思われないか、嫌われないか、そればかり考えています。

頭の中が、全部自分の話で埋まっているんですよね。

そこでハエに切り替えて、この人は何を求めているのかを先に考えます。

この人は、何をされたら一番気持ちがいいだろうか。

それだけで、相手目線のコミュニケーションに入りやすくなります。

もちろん、これでも完璧ではありません。

今でも普通に悩みます。

分かりやすい例で言うと、マクドナルドのバイトです。

自分がカウンターに立っていたら、どんなお客さんが来たら嬉しいか。

笑顔で商品を受け取ってくれる方が来たら、それは嬉しいですよね。

ただ、分かっていても人はやらないんです。

無言で受け取って、何も言わずに持って帰る。

そこで一度、この人は何をしたら嬉しいんだろうかと置き換える。

それだけで、自然に笑顔が出たりするわけです。

久田晃久田晃
うまくいかない時って、頭の中が自分の話だけで埋まっているんですよね。私も本当にそうでした

感情を殺す話ではありません

ここは誤解されたくないので、はっきり書いておきます。

これは、感情を消すためのやり方ではありません。

感情を殺してしまうと、人間的な温かみも一緒に消えます。

感情的になること自体は、悪いことではないんですよね。

大事なのは、今の自分は感情的になっているな、と認識できることです。

認識さえできていれば、そのまま怒ってもいいと思っています。

そこは臨機応変でいいはずです。

このやり方を思いついたのは、1年ほど前でした。

客観視という考え方をどこかで見かけて、これはいいなと思ったのが始まりです。

大げさな決意ではなく、その程度のきっかけです。

一番使えると思っているのは、クレーム対応の場面です。

ただ、正直に言うと、うちはクレームがほとんど起きません。

なので、本番で使えた回数は多くないんです。

それでも、感情的になりそうな時ほど飛ばしたほうがいいと思っています。

人と会う前に一度ハエを飛ばす癖は、本当にここ最近つきました。

つけてから、正直めちゃくちゃ気持ちがよくなりました。

人のことを考える癖がつくと、自己中心的な思考が少しずつ減っていきます。

  • ・我に返らず、外から自分を見る側に回る
  • ・家族が見ていたらどう思うか、で置き換える
  • ・感情は消さず、認識だけしておく

まとめ

今回は、調子が悪い時に本当の姿が出るという話をしました。

私がやっているのは、自分の周りにハエを一匹飛ばすことだけです。

そのハエに、他の人の目を借りて自分を見てもらいます。

私が事業でやりたいのは、なりたい自分になれる社会をつくることです。

なりたい自分になるには、今の自分がどう見えているかを知る必要があります。

自分の中だけで考えていると、そこがずっと見えません。

私は人の気持ちが分からない側の人間でしたが、この置き方で少しずつ変わりました。

生まれつきの性格の話ではなく、癖の話だと思っています。

あなたも次に誰かと会う前、一度だけハエを飛ばしてみてはいかがでしょうか?

久田晃久田晃
性格を変えた話ではなくて、見る場所を一歩ずらしただけなんですよね。それで十分変わりました

崩れた日の自分こそ、外から見る価値があります。

ハエを一匹飛ばす

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