
思考と哲学
社会人になって人見知りを克服した私の体験|変わったきっかけは自己開示
投稿 2026.09.14 05:35
今回は、人見知りについてお話ししていこうと思います。
私は幼少期の頃からずっと人見知りで、人と喋るのがとても苦手でした。
もちろん、元から一人が好きだというのもありました。
それも含めて、人と喋るのは今でも正直、苦手です。
でも本当は喋りたい。
本当はうまく喋って人を楽しませたいという思いはあるんですけど、これは未だに私の中でも課題です。
今はコミュニケーションやコーチングの授業をやっていますが、こんな私ですら、まだできていないところがいっぱいあります。
だからこそ、顧客の皆さんと一緒に成長していくというのは、うちの理念でもあり、私自身が大事にしているところです。
久田晃人見知りを克服した社会人の私が、変われたきっかけは自己開示でした
10代の後半から20代までの約10年間、ずっと自分を閉じてきた私が変われたきっかけを一つだけ挙げるとすれば、それは自己開示でした。
自分のことを話すようになった。
たったそれだけです。
テクニックでも、性格を作り変える努力でもありませんでした。
人見知りは、性格の問題ではなく、自分を隠しているかどうかの問題なのかもしれません。
なぜ環境を変えても、私の人見知りは直らなかったのか
本気で改善しようと思ったのが、10代の後半くらいでした。
当時は引きこもりだったので、アルバイトをしたり、なるべく外に出ようというところから始めました。
ですが、これが本当にうまくいかなかったんです。
地元のバイトではなく住み込みのバイトをやってみたりと、思い切って環境を変えて飛び込みました。
それでも、どこへ行っても一人になることが多かったです。
本当に根強かったですね、これは。
何をやっても、人と何かになれない感覚がありました。
だから、コミュニケーションや自分についてもがいている方の気持ちは、非常に分かります。
世間一般で言われているやり方やテクニック、考え方。
でも、自分に当てはめた場合、それがうまくいくとは全然限らないんだなというところです。
これを読んでいるあなたにも、まず正解はないのだと思ってもらえたらと思います。
そして今から私がお話しすることも、私だったらこうなっただけで、あなたに同じことができるとはまた限りません。
隠すのをやめた日と、笑顔で店員さんに挨拶した日
昔、うまくいかなかった時期の私は、自分をかなり隠していました。
本当の自分を、恥ずかしい自分を隠していました。
「どうせ分かってもらえない」「こんな自分を出したら嫌われる」。
その感覚を抱えたまま自分を閉じていた時期が、10代から20代を通じて一番長かったです。
一番辛かったのも、その時期でした。
けれど、あるときから自己開示をするようになりました。
きっかけは、自分のことを受け入れてもらえているという感覚になれたことです。
そうさせてくれたその時の人たちには、非常に感謝しています。
そういう人たちがいてくれたおかげで、変わるきっかけがありました。
自分のことを話すと、こんなにいいんだというのがよく分かりました。
久田晃1コンフォートゾーンを抜けた、最初の一歩
もう一つ、私が実際にやったことをお話しします。
コンフォートゾーンを抜けるために、「今週中に一回だけ外に出る」と自分で決めました。
そして、普段なら絶対にやらない笑顔で、店員さんに挨拶をしてみたんです。
うまくできたかと言われると、正直まったく自信はありませんでした。
顔が引きつっていたと思います。
でも、あとから振り返って効いていたのは、うまくやれたかどうかではありませんでした。
「一回やった」という事実だけが、次の一歩の足場になっていました。
あとは、本当に小さな一歩を毎日積み重ねることだと思います。
人の目を見て挨拶をするとか、ありがとうと言ってみるとか、そんな些細なことからで大丈夫です。
環境を変えることと、自分を開くことの違い
どちらが正しいという話ではありません。
ただ、私の場合は効き方がはっきり違いました。
環境を変えるのは、外側を入れ替える動きです。
自分を開くのは、内側の蓋を一枚だけ外す動きでした。
| 比べる点 | 環境を変える | 自分を開く |
|---|---|---|
| 動かすもの | 住む場所・職場 | 自分の話す量 |
| 必要な準備 | 大きな決断とお金 | 今日の一言だけ |
| 私の結果 | どこでも一人のまま | 受け入れられた |
| 続けやすさ | 一度きりで終了 | 毎日の積み上げ |
環境を変えること自体は、間違いではないと思います。
ただ、私の場合は自分の限界は自分が決めていたので、場所だけ変えても同じことの繰り返しでした。
自己開示を続けて変わったことと、気をつけていること
自己開示を始めてから、人との距離の縮まり方が変わりました。
こちらが先に開くと、相手も少し開いてくれます。
その積み重ねで、居場所ができていきました。
1変わったこと
人と話す前の緊張が、以前ほど長く続かなくなりました。
恥ずかしい話をしても嫌われないと分かったので、話す前に身構える必要がなくなったからだと思います。
そして、それを見てくれる人や、肯定してくれる仲間や、コーチの存在がとても大きいです。
なぜプロスポーツ選手にコーチをつけるのか、昔は分かりませんでした。
今はよく分かります。
自分の限界を外してもらうために、人に見てもらう。
これは本当に大きいと思います。
- ● 話す前に身構える時間が短くなる
- ● 相手も同じくらい開いてくれる
- ● 自分で決めていた限界が外れる
2気をつけていること
正直に言うと、いいことばかりではありません。
自己開示は、相手を選ばずにやると、ただ重い話になってしまうことがあります。
受け止めてくれる人がいる場所で、少しずつ出すのがいいのではないかと思います。
それから、私は今でもコミュニケーション能力を完全に克服したとは思っていません。
言い切れる日が来るのかどうかも、正直なところ謎です。
それでもいいと思っています。
それも私の一部であり、受け入れながら、なりたい姿に近づいていければと考えています。
- ・一歩も外に出られないなら、玄関まで行くところから
- ・人の目を見て挨拶するところから
- ・ありがとうと声に出すところから
よくある質問
ここからは、同じ悩みを持つ方からよくいただく質問にお答えします。
どれも、私自身が当時知りたかったことばかりです。
順番にお話ししていきます。
Q. 人見知りは社会人になってからでも克服できますか
A. 私の場合は、社会人になってからのほうが変化がありました。
性格は生まれつきで固定ではなく、人と関わる中で後から身につけられるものだと感じています。
ただ、完全になくすというより、付き合い方が変わるという感覚に近いです。
Q. 環境を変えれば人見知りは直りますか
A. 私は住み込みのバイトまでやりましたが、それだけでは直りませんでした。
環境が悪いわけではなく、自分を隠したまま場所だけ変えていたからだと思います。
順番としては、開くことが先だったのではないかと今は思います。
Q. まず何から始めればいいですか
A. 今できる範囲から始めるのがいいと思います。
一歩も外に出られないのであれば、一歩出る手前まで行けばいいですし、それすら難しければ玄関まで行くだけでも十分です。
自分がここまでならできるな、という場所からで大丈夫です。
まとめ
今回は、社会人になってから私がどのように人見知りと向き合ってきたかについてお話ししました。
この経験があったから、私は「なりたい自分になれる社会をつくりたい」と思うようになりました。
そして、その思いのままUKERU合同会社をつくりました。
変化を受け入れること。
自分を受け入れ、他人を受け入れること。
社名の「うける」は、そこから来ています。
誰かに受け入れてもらえた経験があったから、今度は私が受け入れる側でいたいと思っています。
あなたも、今日できる範囲で一つだけ、自分のことを話してみてはいかがでしょうか?
久田晃隠すのをやめた日から、少しずつ変わりました。
できる範囲から一歩だけ
