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需要があるから売れる、は答えじゃない。違和感を言語化する大切さ

経営と事業

需要があるから売れる、は答えじゃない。違和感を言語化する大切さ

投稿 2026.07.20 06:20

更新 2026.09.05 19:42

先日、渋谷を歩いていたときの話です。

既婚者専用のマッチングアプリの広告が、デカデカと飾ってありました。

広告の規模を見ても、需要があり、ビジネスとして成立しているのがよくわかります。

ただ、私はその商品そのものに、強い違和感を覚えてしまったんです。

私自身、少子高齢化の本質的な改善というテーマで、恋愛・マッチングアプリの分野で事業をしています。

だからこそ、世の中の打ち出し方に疑問を持ってしまうことがあるんですよ。

今回はその違和感の正体を言語化していく話をしようと思います。

久田晃久田晃
街で見たあの広告が頭から離れなくて、そこから1週間ずっと考え続けていたんですよ〜!
久田晃

この記事を書いた人

久田 晃

ひさだ あきら

UKERU合同会社 代表

1988年生、38歳。UKERU合同会社 代表。

医療従事者・パーソナルトレーナー・営業を経て2024年3月に創業。

自己改革と後世にスキルを伝承するために2年間の徹底した実践で恋愛とコミュニケーションを鍛える。

個人の変化が少子高齢化の本質的な改善につながると信じ、サービス開発と発信を続けている。

目次

渋谷で見た既婚者マッチングアプリの広告

渋谷の街中に、既婚者専用のマッチングアプリの広告が出ていました。

かなりの大きさで、何度も目に入る場所に出稿されていました。

これだけ大きく出せるということは、実際に需要があって売れているサービスなのだと思います。

ビジネスとして成立しているのは、見ればすぐにわかりました。

ただ、私はその商品そのものに、どうしても違和感を覚えてしまうんです。

需要があるから提供する、というだけで本当にいいのだろうか。

それが、その日からずっと頭の中に残り続けていた問いでした。

需要があることと、世の中にためになることは別軸

ビジネスは、需要があるところに成立します。

これは事業を運営する上で、確かに大事な原則です。

ただ、需要があるからといって、それが本当に世の中の人々のためになるかは、また別の話なんですよ。

需要がある、と、世の中に必要とされる、はイコールではない

この2つは似ているようで、根本的に違う軸の話だと私は思っています。

需要は、買う人がいれば成立します。

でも世の中に必要かどうかは、買う人の数では測れません。

  • 需要がある=買いたい人がいる
  • 必要とされる=社会全体にとって良い
  • この2つは似ているが軸が違う

人間の欲求は、ダメだとわかっていても止められない

既婚者マッチングアプリが売れてしまう理由は、シンプルです。

それは、人間の欲求に深く関わっているからなんですよ。

タバコは、吸わない方がいいとわかっていても、つい吸ってしまいます。

お酒も、飲まない方がいいとわかっていても、ついグラスを傾けてしまう。

既婚者でありながらマッチングアプリをやるのも、倫理的にはNGとわかっていても、自分の欲求や遊び心から逃れられない。

こうした人間の弱さに、ビジネスは強く反応してしまうんです。

むしろ、人から批判されるような商品ほど、需要が大きくなりやすい一面さえあります。

久田晃久田晃
需要だけ追いかけても、自分の中で違和感が消えない事業って、長く続けられないんですよね〜

「面白い」「いいね」だけでは、まだ弱い

私自身の事業の話を少しさせてください。

少子高齢化の本質的な課題に向き合う事業について、いろんな方に話す機会があります。

多くの方は「面白い」「いいね」と言ってくれるんですよ。

嬉しい反応ではあるんですが、同時に「これではまだ弱いな」と感じる一面もあります。

既婚者マッチングアプリが渋谷で大きな広告を出せていて、ビジネスとして見え方もどんどん上がっていく。

一方で、私の事業は「面白い」止まりで終わってしまう。

この対比を見るたびに、自分の打ち出し方を考え直さないといけないと思うんですよ。

「面白い」「いいね」と言われて満足していたら、本当に世の中を動かす事業にはたどり着けない。

違和感を言語化することの本当の意味

私はビジネスとして既婚者マッチングアプリが成立している、という事実は受け入れています。

でも、その打ち出し方や考え方には違和感を覚え続ける

この違和感を、自分の中で曖昧なままにせず、言葉にしておくことが大事だと感じています。

違和感を言語化すると、自分の信念や価値観の輪郭がはっきり見えてきます。

そして、自分が事業で何を大事にしたいのかも、自然と言葉として出てくるんですよ。

今回の違和感は、まだ私の中ではっきりとした答えになっていない部分もあります。

ただ、「需要があるけれど、自分は提供したくない」という線引きは、自分の中にしっかりあると気づけました。

  • ・違和感の正体を曖昧にせず言葉にする
  • ・自分の信念や価値観の輪郭を確かめる
  • ・需要の前に、自分は何を選ばないかを決める

まとめ

今回は需要があるから売れる、では事業の答えにならないという話をしました。

私自身、少子高齢化の本質的な課題に向き合う中で、需要だけを追いかける事業には大きな違和感を持ち続けています。

「なりたい自分になれる社会をつくる」というビジョンに沿うかどうか、それが私の判断軸です。

既婚者マッチングアプリのように、人間の欲求に強く訴えるビジネスは、確かに数字が伸びやすい構造があります。

でも、本当にその数字が、自分の信念や、世の中の長期的な利益と一致しているのかは、別で考える必要があるんですよ。

あなたも日々の生活の中で、何かしらの違和感を感じる場面があると思います。

夜中に流れてくる広告でも、誰かの行動でも、何でも構いません。

その違和感を、ぜひ自分の言葉で言語化してみてください。

そして同時に、なぜそれに需要があるのかも考えてみてほしいんですよ。

この往復を繰り返すと、自分が大事にしている価値観が、ぐっと明確になっていきます。

久田晃久田晃
あなたの中の違和感、ぜひ一度言葉にしてみてください!何か新しい発見があるはずですよ〜

需要と必要は別軸。

違和感を言語化し、自分の信念を判断軸に置きます。

何を選ばないかを決める

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