
少子高齢化
結婚は恋愛から経済合理性へ。少子高齢化の根底にある結婚観の変質
投稿 2026.09.04 06:46
更新 2026.09.05 19:29
昔の結婚と、今の結婚は、まるで意味が違うと感じます。
昔は、結婚は恋愛や人付き合いの問題でした。
でも今の結婚は、経済合理性の問題に変わってきています。
この変化こそが、少子高齢化の根っこにあると思います。
久田晃昔の結婚は「当たり前のゴール」だった
1970年代は、お見合いがほとんどでした。
終身雇用が当たり前で、多くの女性は専業主婦でした。
職場やお見合いで、出会いは自然にありました。
結婚することが、社会的にも当たり前とされていました。
それが個人の幸せにつながったかは、別の話です。
ただ、高度経済成長の中で、子供も増えていきました。
結婚は、個人の選択というより、社会の流れでした。
今では考えられないかもしれません。
結婚は、人生の一つのゴールだったのです。
昔の結婚は、恋愛の延長であり、社会の当たり前でした。
今は「すると不安定になる」と感じる
ところが今は、結婚すると生活がさらに不安定になると感じる人が増えています。
自由に使えるお金が減り、自分の時間も減る。
社会全体が経済的に不安定で、非正規雇用も増えています。
そこに、SNSやネットの影響も加わります。
久田晃結婚して後悔している人の姿が、簡単に目に入る時代です。
その情報が、悪い方向に働いていることも多いと感じます。
得られるものより、失うものの方が見えやすい時代です。
守りに入る選択が、合理的に見えてしまうのです。
- ● 使えるお金と自由が減る
- ● 社会も雇用も不安定
- ● ネットで後悔の声が目に入る
結婚や子供が「嗜好品」になった
以前、こんな考え方をメディアで見ました。
子供や結婚は、もはや娯楽や嗜好品だという捉え方です。
この感覚を、今は多くの人が共有しています。
リスクが上回ると感じた瞬間、人は動かなくなります。
その流れが、ここ30年ほど続いているのだと思います。
私は事業を通じて、結婚や将来に悩む人の声を聞いてきました。
多くの人は、結婚したくないのではありません。
踏み出すだけの安心が、持てないだけだと感じています。
少子高齢化の対策は、結婚して子供を作りたい人には有効です。
やらない理由が積み上がると、人はなかなか前に進めません。
でも、そもそも結婚を望んでいない人には届きません。
まとめ
今回は、結婚が恋愛から経済合理性へ変わった話をしました。
昔はゴールだったものが、今はリスクとして捉えられています。
以前、外部の方から報酬の増額をお願いされたとき、いいですよと言いかけて一度立ち止まったことがあります。
安心して、自分らしい選択ができない人の苦しさです。
数字の奥にあるのは、安心して選べないという感覚だと思います。
そこを変えることこそが、本当の対策だと思います。
30歳で地方から東京に出てきたとき、自己中心ではなく人を思って生きようと私は決めました。
あなたにとっての結婚は、ゴールですか、それともリスクですか?
久田晃結婚はゴールから、経済の選択へと変わりました。
問うべきは、安心の有無
