私が異性と会うとき、同業者と会うとき、仕事関係で誰かと会うとき。どんな場面でも共通して、意識的にやっていたことがあります。
それがいつの間にか日常になり、今では自然とやっている習慣が一つあるんです。
今日はその習慣についてお話しさせてください。とてもシンプルなことなのですが、だからこそ見落とされがちで、だからこそ効果が大きいものだと感じています。
それは、相手の名前で始まり、名前で終わることです。
久田晃「こんにちは」より「田中さん、こんにちは」が気持ちいい理由
たとえば、田中さんという方に会ったとします。
「こんにちは」と言うのと、「田中さん、こんにちは」と言うのでは、相手が受け取る印象がまるで違います。
たったそれだけのことなのですが、相手はとても気持ちがいいんですよね。
なぜかというと、自分の名前を呼ばれているからです。ただそれだけのことなんです。
でも、名前を呼ばれるというのは「あなたのことを認識していますよ」「あなたに向き合っていますよ」というメッセージそのものだ。
名前を呼ぶ。
たったそれだけで、相手の心に「自分はここにいていいんだ」という安心感が生まれる。
そしてこれは、相手だけではなく自分にとっても同じだと私は感じています。
名前を呼ぶことで、私自身も相手と向き合う覚悟のようなものが自然と生まれるんですよね。
会話の入り口で名前を口にするだけで、その場の空気が少しだけ柔らかくなる。そんな経験を、私は何度もしてきました。
名前を呼べなかった過去の私
こんなことを偉そうに言っていますが、実は私は元々シャイで人見知りで、人の名前を呼ぶのがとても苦手だったんです。
同じような方、きっといらっしゃるのだ。
名前を呼ぶほど仲がいいのだろうか。名前を呼んでいい間柄なのだろうか。
そんなことをいちいち考えてしまって、結局「あの」とか「すみません」で済ませてしまう。
今思い返すと、本当にしょうもないことで悩んでいたなと思うんですけど、それも私にとっては一つの大事な過程だったのだろうと、今は受け入れています。
- ● 恋愛修行をしているときに「名前を呼ばれると嬉しい」と気づいた
- ● 営業の現場で、名前を呼ぶだけで相手の反応が変わることを実感した
- ● 日常の何気ない出会いの中で、名前の力を繰り返し体感した
こうしたいくつもの経験を通して、私は「名前を呼ぶ」ということの本質的な力に気づいていきました。
それは単なるテクニックではなく、相手への敬意であり、関係性をつくる第一歩だったんです。
そしてここからが大事なのですが、名前で始める人はそれなりにいても、名前で終わる人はなかなかいないということです。
「田中さん、こんにちは」から始まって、そのあとバーッと会話が弾んで、最後に「田中さん、今日は本当にありがとうございました」と名前で締める。
これをやるだけで、相手の中に残る印象がまったく違うんですよね。
最初と最後に自分の名前を呼んでもらえた。それだけで、人は「大切にされた」と感じるものだと私は思っています。
久田晃名前を呼ばれる人になるということ
名前を知っている人であれば、ぜひ積極的に名前を呼んであげてほしいと思います。それだけで相手との距離は確実に縮まりますし、信頼関係の土台が自然と築かれていきます。
→ 婚姻数の減少
そしてもう一つ、私が大切だと感じていることがあります。それは、名前を呼ばれるような人になるということです。
気軽に名前を呼んでもらえるような存在であるということ。壁をつくらず、相手が安心して近づける空気をまとっているということです。
- ・会った瞬間、相手の名前を呼んで挨拶する
- ・別れ際にも、相手の名前を添えて感謝を伝える
- ・自分自身も、名前を呼ばれやすい雰囲気をつくることを意識する
そのような人になれば、自然と人はついてきますし、人が寄ってくると思います。
結局のところ、人間関係の本質は「あなたのことを見ていますよ」というメッセージをどれだけ伝えられるかなのだ。
名前を呼ぶという行為は、その最もシンプルで、最も力強い方法だと私は信じています。
まとめ
私自身、県外に住んでいる講師が自腹で新幹線・飛行機で会いに来てくれたことがあります。そのとき、「こういう機会をもらうだけじゃなく、俺も与える側になっていかなきゃ」という責任感が生まれました。
一緒に働きたいと言ってくれる人の幸せが、経営者としての最大の幸福だと、そのとき初めて腹落ちした感覚があります。
久田晃名前を呼ぶことは、相手を大切にすることの第一歩です。私たちUKERUは、一人ひとりが「自分らしくいられる関係性」をつくれる社会を目指しています。
今日会う誰かの名前を、最初と最後に呼んでみてください。




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