私は普段、YouTubeをメインの発信媒体として使っています。ブログや自社サイトもありますが、最初の流入の8〜9割はYouTubeからです。当然リサーチも行いますし、他のジャンルのチャンネルも日々チェックしています。
そのリサーチの中で、ここ最近はっきりと見えてきたことがあります。ある種の動画が、急速に再生数を落としているんです。
初期の動画は100回も再生されなかった。惨めだった。一生懸命作ったものが、誰にも届かない。画面を閉じながら夜中に考えた。答えは「私らしさ」だった。それが一番難しかった。
久田晃「誰でも喋れる解説動画」の終わり
再生数が落ちているのは、解説動画です。「完全解説」「完全攻略」といったタイトルの動画は、以前は非常に人気がありました。
どんなジャンルでもそういった動画が流行っていた時期があります。
でも今は違います。AIで同じ情報が簡単に手に入るようになったので、わざわざ長時間の動画を見る必要がなくなったんです。
チャンネルによっては再生数が10分の1以下になっているところもあるほどです。
私のチャンネルも、もともとただの解説をする動画はほとんどありませんでした。
それでも、解説的な要素が強いものは再生数が落ちていると実感しています。
「誰でも喋れる情報」は、もはや価値を生まない。
AIが代わりに届けてくれる時代に、同じことをやっても意味がなくなってきています。
今でも残っているコンテンツには、共通点がある
一方で、時間が経っても再生され続けているコンテンツがあります。その共通点は明確です。
発信者自身の体験や経験が入っているものです。
AIでは出てこないような視点、自分の手がかりや経験からしか語れない言葉。
これがフィルターとして機能しているコンテンツは、今でもちゃんと残っています。
私自身の発信も、元々自分の体験ベースで作ってきました。
AIでは真似できないような内容を届けることを意識してきたので、そこに価値を感じてくださった方がお客様になっています。
久田晃これからは「理念のある発信者」だけが残っていく
リアルでしか学べないこと、発信している人間そのものが好きという感覚。これからのコンテンツには、この二つが必要になると感じています。
そしてファン化の根底にあるのは、価値観・哲学・ミッション・ビジョンといった理念である。
ここが薄いと、どれだけ情報の質を高めてもうまくいかなくなっていく。
私は元々哲学が好きで、会社を立ち上げる前からこの軸をかなり固めてきました。それは戦略というより、自分の性質に正直に向き合ってきた結果です。
この軸は、これからも日々更新しながら深めていくつもりです。
- ・情報量を増やすより、自分の価値観と哲学を磨く
- ・体験・経験から語る言葉を大切にする
- ・ミッション・ビジョン・バリューを持ち、日々アップデートし続ける
発信することの意味が変わってきています。情報を届けることが発信だった時代から、自分という人間を届けることが発信になる時代へ。
その転換を、私はいま肌で感じています。
解説系コンテンツをずっと作ってきて、ある時「これ、AIに全部できるな」と気づいた瞬間がありました。正直、かなりショックでした。
でも同時に「だったら何を発信すればいいのか」を本気で考えるきっかけになった。AIが代替できないのは、久田晃という人間が経験してきたことだと今は思っています。
発信者として生き残るために、より自分の話をするようになりました。
久田晃まとめ
今回は、解説動画の価値が消えていく時代の話をしました。
AIが情報を代替できるようになった今、発信者に求められるのは情報の質より、価値観・哲学・理念の深さです。
なりたい自分になれる社会をつくるというビジョンのもと、私自身もこの軸を磨き続けていくつもりです。
あなたが今持っている価値観や哲学は、どんなものでしょうか?
それを言語化することが、これからの時代を生きていく上で大きな力になるのである。
解説動画はAIに代替され、「誰でも語れる情報」に価値はなくなった体験・経験・哲学が、これからの発信の
核になっていく価値観・ミッション・ビジョンを持った人だけが残る時代理念を磨くことが、今最も大切な投資




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